出版社内容情報
IT革命、B2B,サービス化の拡大によりマーケティングの可能税はますます広がっている。本書は、実務を熟知した研究者として著名な筆者による待望の包括的テキスト。これ一冊でマーケティングのすべてがわかる!
内容説明
理論と実務が融合した実戦的テキスト。トヨタ自動車、資生堂、ユニクロ、キリンビバレッジ―。豊富な日本企業の事例に基づく決定版。
目次
第1部 マーケティングの考え方(マーケティングの仕組み;マーケティングの発展史;マーケティング計画の策定)
第2部 顧客と競争環境の分析(マクロ環境の分析;顧客の分析;市場戦略と競争対応;マーケティング・インテリジェンス)
第3部 マーケティング意思決定(製品開発(開発のプロセス;新製品の普及と予測)
価格の決定(1)価格づけの理論
価格の決定(2)価格決定の実務)
コミュニケーション戦略(1)広告宣伝活動
コミュニケーション戦略(2)セールス・プロモーション
流通チャネル政策(1)代替的チャネル選択
流通チャネル政策(2)小売業の経営とロジスティクス)
第4部 広がるマーケティング活動(ブランド論;サービス・マーケティング;マーケティングの社会的な役割)
著者等紹介
小川孔輔[オガワコウスケ]
1951年、秋田県に生まれる。1974年、東京大学経済学部卒業。現在、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授、経営学部教授、日本フローラルマーケティング協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
10
700ページにも及ぶマーケティングの入門書。基本に徹して書いてあるので、内容理解は難しくない。また、ポートフォリオ分析等知っている事も多かったので、それほど苦労はしなかった。非常に事例が多く紹介されており、理解しやすいのと同時に、会社がどんな意図でセールスやプロモーションを行っているのかが知れてとても面白かった。2016/06/03
Yuya
0
800ページ近い分厚い本。マーケティングに関わる様々な事例を網羅的に解説してある。教科書的ではあるが、事例はすべて日本企業のものが取り上げられているので、とても読みやすい。2015/06/21
みっつー
0
膨大な知識が体系的にまとめられた教科書。この分野は初学者で1冊目だったが問題なくすらすら読めた。 初版2009年であるためeコマースの記述は少ないなど事例が古い印象を受けたが、それだけ10年でこうもマーケティング環境が変わったことの裏返しなのだろう。事例が古いからダメということはない。改訂されたらどう記述されるのかと想像しながら幹・枝葉を峻別して今を見ることができればポストコロナの10年後も見通せるかもしれない。2021/09/25
はしも
0
とにかく分厚くて情報が豊富。ところどころ冗長な部分もあるが、身近な日本企業の事例をもとにわかりやすくマーケティングの理論と実務を解説している。スマホ、ネット通販やSNSがまだあまり普及していない2009年のものなので、これ以降のダイナミックな変革はまた別の本で学びたい。2020/07/06
-
- 和書
- スペイン学 〈第21号〉