企業審査ハンドブック （第４版）

久保田 政純【編著】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2008/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 405p／高さ 21cm
• 商品コード 9784532133559
• NDC分類 338.55
• Cコード C3034

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出版社内容情報

企業への融資を担当する金融関係者などに好評のロングセラー最新版。会社法の施行、内部統制の導入、会計基準の変更、Ｍ＆Ａの増加など、経営環境の変化を受け、内容を一新した決定版テキスト。

内容説明

先の読めない時代だからこそ求められるプロの技と知恵を集大成。新たに「企業再生の視点」も取り込んだ実践的ロングセラーテキストの全面改訂版。細かい技法を詳述することは避け、知恵を織り込んでいる。ケースを多く載せ、具体的なノウハウの習得に役立つようにした、経験を補うノウハウ集。

目次

第１部　経営者（企業審査とは；沿革・経営者をみる；経営体制・企業統治をみる）
第２部　マーケティングと経営戦略（事業概要をみる―マーケティング（１）
生産状態をみる―マーケティング（２）
販売状態をみる―マーケティング（３））
第３部　財務分析と財務戦略（財務体質をみる；事業計画および収支予想・償還能力をみる；担保物件をみる；リスク管理をみる）
第４部　事例研究（企業再生のケース；企業価値評価；三菱製紙の株価評価；中堅製造業の信用格付；プロジェクトファイナンス）

著者等紹介

久保田政純［クボタマサズミ］
昭和１８年生まれ。昭和４１年東京大学経済学部卒業。同年日本興業銀行入行。審査部、外国部、ジャカルタ駐在、和光証券事業法人本部部長などを経て、平成元年経営コンサルタント（中小企業診断士）開業。元公認会計士第３次試験委員、前常磐大学国際学部教授。現在、麗澤大学経済学部特任教授、（株）カクタスインベスト代表取締役（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[nekozuki]

元銀行員の著者が企業審査の勘所を総まとめした入門書。 銀行の審査というと、決算書を分析するというイメージかもしれないが、実は定性面も重視されていることがわかる。 銀行がどんな分析を行い、どんなポイントを見ているかが理解できるため、企業の財務部門に所属している人にも勧めたい。

2017/11/19

[KAZOO]

企業の全体像を把握してその企業が今後どのような方向に進むのかを見極めるためのノウハウが詰まっている本です。著者はもともと銀行員なので分析の仕方は得意なのでしょうが、財務諸表論のようなものを期待すると少し肩透かしを食うかもしれません。ただケーススタディが結構出ているので企業分析の観点からは勉強になります。

2014/08/21

[Great Eagle]

ようやく読み終えました。2か月間ほどかかったかも知れません。ベーシックな内容で知識の再確認をするにはいい本だと思います。ただ、ある分野を深く知りたいのであれば、その分野の専門の本を探したほうが理解しやすいかもしれません。

2012/12/24