内容説明
経済を理解するコツは、「鳥の目」(マクロの目)、「虫の目」(ミクロの目)、「魚の目」(潮目を読む目)の3つの視点からとらえることです。本書は、その3つの目の身につけ方を解説します。GDPや雇用統計など経済動向を表すデータの正しい読み方、物の価値に隠された企業の思惑、経済の転換期を読み解く感覚の磨き方などについても説明します。東大人気教授が経済がわかるツボを伝授。
目次
経済をとらえる3つの目を磨く
第1章 鳥の目―マクロの視点でとらえる(無敵の6つ道具―経済がわかる基本的な指標;GDPで大事なことは2つある;物価と金利は、実質と名目の違いがわかれば合格;雇用は経済の体温計;実質実効為替レートで円の実力がわかる;貿易赤字は悪いことなのか;鳥の目を養う)
第2章 虫の目―ミクロの視点でとらえる(需要と供給が社会を変える;企業の戦略を値付けから読み解く;経済の活性化には価格の攻防が必要;虫の目を生かす知恵)
第3章 魚の目―経済の潮目を読む(長期のトレンドを見る;歴史からトレンドを見る;変化のツボを見る目)
著者等紹介
伊藤元重[イトウモトシゲ]
東京大学大学院経済学研究科教授。1951年生まれ。東京大学経済学部卒業。ロチェスター大学Ph.D。専門は国際経済学。ビジネスの現場を取材し、生きた経済を理論的な観点を踏まえて、鋭く解き明かすことで定評がある。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
トシヒーロー
ぐっちゃり
toru
やす