令和版現代落語論―私を落語に連れてって

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令和版現代落語論―私を落語に連れてって

  • 立川 談笑【著】
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  • ひろのぶと(2023/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801492639
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0076

出版社内容情報

★中江有里とのロング対談収録!
落語は生きづらさを乗り越える「フィクションへの窓口」

★各界著名人からの推薦コメント、続々!
立川志らく
「談笑はこの落語論を談志に読ませる為に書いている」

茂木健一郎(脳科学者)
立川談志の真髄を受け継ぎ、発展させる。
斬新で、愛が深い、目からウロコの現代落語論。

塙宣之(ナイツ)
この人に会いたくなる理由が、この一冊に詰まってた。

土屋伸之(ナイツ)
談笑師匠は、本気だ。

***

「立川流四天王」の一人、
改作の達人・立川談笑が書き下ろす
「落語家による落語入門」の決定版!

家元・立川談志の名著『現代落語論』の
令和版ともいうべき一冊。

これから落語に親しみたい人にも
もっと深く落語を楽しみたい人にも
落語を通して軽快にやさしく時代と人を読み解きます。

さらに、本書のためだけに
立川談笑の高座を特別収録!
本で紹介される改作落語の演目が
QRコードから動画で視聴できます。

***

【目次】
落語のはじめに一問一答 ~落語って、誤解されている?~

【第一章】落語って、なんなんだろう?
法学部から落語の世界へ ~私が落語家になった理由~

落語をエンタメ視点で見る
・大衆芸能としての落語
・落語は直接体験
・落語は双方向(クロストーク)
・落語家は美容師と似ている?!
・お笑いと、落語
・寄席という名の「城」

落語は心のデトックス
・落語は簡便なエンタテインメント
・娯楽は不要不急なのか?
・落語はダメな私たちを肯定してくれる

落語を歴史視点で見る
・落語以前にさかのぼる
・落語の発生から成立
・寄席の繁栄と、競争の始まり

時代の変化とともにある落語
・激変の十年
・女性の進出
・落語とコンプライアンス
・落語家の業界内
・落語の柔軟性
・新作落語の存在感
・マクラの登場
・変わらないもの。「江戸の風」の正体

【第二章】談笑はこう変える! ~改作解説9選~
『饅頭怖い』(『饅頭とか怖い』)
『長短』
『壺算』(『テレビ算』)
『金明竹』
『文七元結』
『芝浜』
『子別れ』(『子別れ 昭和篇』)
『浜野矩随(のりゆき)』
『居残り佐平次』

【対談】立川談笑×中江有里
落語は生きづらさを乗り越える「フィクションへの窓口」

むすびに
参考文献

目次

第1章 落語って、なんなんだろう?(法学部から落語の世界へ―私が落語家になった理由;落語をエンタメ視点で見る;落語は心のデトックス;落語を歴史視点で見る;時代の変化とともにある落語)
第2章 談笑はこう変える!~改作解説9選~(饅頭怖い;長短;壺算;金明竹;文七元結;芝浜;子別れ;浜野矩隨;居残り佐平次)
“対談”立川談笑×中江有里―落語は生きづらさを乗り越える「フィクションへの窓口」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

192
昔から上方落語をテレビなどで見て楽しみ大好きでした。東京ん落語家さんは少し固くて真面目過ぎる印象であまり馴染んでいませんでしたが本書を読んでとても勉強になりましたし談笑さんの誠実なお人柄に触れて考えを改めて今後また聴いてみたいなと思いましたね。全くの新作落語ではなく過去の名作を現代社会の価値観に照らし合わせて十分に気を遣い乍ら改変される姿勢が素晴らしいなと思いました。本音を言えばもっと庶民的な砕けた態度で演じて頂ければなとは思いますが著者の真面目さが伝わる内容で強くお勧めしますね。#NetGalleyJP2024/04/03

りらこ

23
高座を見ているうちに、いつの間にかその世界に自分も一緒に頷いたり笑ったり、悩んだり驚いたりしている気分になれるのが好きだ。正直今まで、落語家の方々が客席の反応を見ながら加減しているとは、知らなかった。そしてそれを高座に座る方が今後に活かすかどうかまでは、考えたことがなかった。「時代の変化とともにある落語」として古典をそのまま踏襲するのが良いのかどうか、そして現代に即した笑い、話題に変えられることはとても大切なんだなと知れた。2023/11/27

道楽モン

23
立川談志が『現代落語論』を世に問うたのが1965年。その弟子・立川談笑による回答が本書である。昭和世代の名人たちが守り続けた伝統という美学に強烈な呪縛から開放されたのは、おそらく古今亭志ん朝の逝去であろう。戦後の古典落語の到達点が志ん朝である。憧れであり手本を失ったその後の落語界は大きく変わった。本寸法という共同幻想を脱し、伝統を現代にを旗印に、噺の本質を守りつつ分析し、演者自身の人生観をその解釈に込めて演出することが当たり前となってきた。その極限が談笑による噺の改変であり、本書はその決意表明である。2023/10/31

hinotake0117

4
ひろのぶと @hironobutoco の本ということで手に。 落語の魅力と氏のアレンジの紹介を通じた進化の可能性を感じる。 落語にはライブ感が大事なんだとも。 やはりここは今度改めて見に行かねば。 制限ある中に無限のクリエイティビティを発揮する余地が。2023/12/02

ざび

3
談笑師匠の気持ちが伝わります。 時代に合わせて暴力、セクハラ的なお客が引いてしまうような話を改作。 また、自殺や死んでしまうという噺も話していてつらいというのも納得 歴史に埋もれている「シャブ浜」を聞くことができていないのが残念至極。2024/02/09

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