内容説明
全面改訂をした「ケーススタディ」では、ホンダの海外戦略やファーストリテイリングのセグメント情報などを題材に、企業の好不調の原因を探ります。巻末の索引からは、経営分析に必要な分析ツールをすぐに見つけることができます。
目次
1 経営分析を始める前に
2 共通する分析のポイント
3 「ヒト」の分析
4 「モノ」の分析
5 「カネ」の分析
6 意思決定のための分析手法
7 ケーススタディ
著者等紹介
川口勉[カワグチツトム]
昭和21年静岡県に生まれる。44年慶応義塾大学商学部卒業。46年慶応義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。49年公認会計士登録。平成8~10年公認会計士第2次試験委員。平成14~17年中央大学客員教授。現在、太陽ASG有限責任監査法人代表社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カモメ
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基本的には経営分析で学習したことのおさらい。実際に分析をする上での注意点や問いからのコンパクトな回答は、参考にはなるかも。後は、細かいところでの新しい知識(建設仮勘定比率、労働装備率)や視点(新規事業→会社の状況の「対処すべき課題」+定款の変更+「関係会社の状況」の子会社の状況、高い技術力→売上総利益率が高い+労働装備率が高い+研究開発費が高い、強い販売力→粗利益率が高い+売上債権回転期間が短い+棚卸資産回転期間が短い+売上高販売比率が高いなど)。2017/03/24
masa_fj
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危ない会社の話や経理操作の話など投資家には役立つ内容か。診断士試験向けには、関係なさそうな話も多かった。2011/06/25
みっちー
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☆1 よくある指標説明よりは突っ込んだ物の見方がかいてある。潰れそうな会社とかの見方は与信管理部門に良いかも。教育比率や福利厚生、定着率は人事か。知らなかった指標にはへぇと思ったが、よっぽどの投資家でもなければ使わないだろう。企業内部向け寄り。2011/05/15
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