内容説明
円高、円安どちらなのか?外国為替レートの動向は企業業績を左右します。本書は、外国為替の基本的な仕組みから制度・歴史までを網羅したコンパクトな入門書です。企業の為替リスク管理、決済リスクへの対応など、ビジネスに携わるすべての人が知っておきたい実務も紹介します。IT(情報通信技術)の発展により、決済などの仕組みが大きく変わりました。この最新動向も解説しました。
目次
1 外国為替とは
2 外国為替相場
3 外国為替市場
4 企業財務と外国為替
5 金融技術革新と貿易取引の電子化
6 国際収支と外国為替
7 国際通貨制度
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさって
2
外国為替の仕組みについて解説してあります。 外国為替制度の安定に向けた取り組みと失敗は私は現代史を読んでるようで面白かったです。統一通貨ユーロはブレトン・ウッズ体制よりか危うい気がしてならない。アジア通貨危機以降の地域金融協力の動きでアジア唯一の基軸通貨円の役割は大きいかもしれない。2014/07/02
syatsuzuka
0
実務としての外国為替は業務に携わる人にしかあまり縁のある話ではないが、SWIFTなどITの深化に伴い、グローバルSCM等、業務変革がおきつつあり、思っていた以上にホットな分野なのだということを知った。 2011/07/02
monita
0
外国為替について辞書的に総論的に学べるが、一回ではどれも理解が難しい内容であると思うので、使い方に工夫が必要
The pen is mightier than the sword
0
この本は外国為替の基本的な仕組みやマーケットの見方、国政通貨制度の歴史などを網羅的かつコンパクトに解説する入門書である。実際に読んでみると平易に書かれており、なじみが薄い者にも比較的にすんなりと読むことができるように書かれている。1252017/08/01