内容説明
高収益をもたらす“顧客”は誰か?サービスという「形ぼない財」に潜む価値を解明し、ビジネスの実践に活かす手法を解説。
目次
1 サービスを理解する
2 モノとサービスはどこが違うのか
3 サービス品質の考え方
4 サービス商品のプロモーション
5 顧客がサービスと接するとき―サービス・エンカウンターの管理
6 優れたサービスを生み出すには―インターナル・マーケティング
7 顧客維持戦略―リレーションシップ・マーケティング
著者等紹介
山本昭二[ヤマモトショウジ]
関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授(サービス・マーケティング)。博士(商学)。1989年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程中退後、関西学院大学商学部専任講師、助教授、教授を経て、2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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AM
2
今担当している業務の参考になればと思い読み始めたのですが、大あたり。サービスマーケティングの理論面についてコンサイスにまとめられていて、大助かりでした。巻末のビブリオグラフィも役立ちそう。オススメです。2013/06/29
Meistersinger
0
サービス業が売る「商品」の種類と提供すべき情報、そして企業・従業員・顧客という三者の関係が収穫。2014/01/21
cradle
0
とりあえず最初に読んでおくと他のサービスマーケティングの本が読み易くなる。2012/01/25
m.tapioka
0
理屈はとてもよくわかる。実践が大変なんだろうと思う。2008/12/14
Roy
0
少し前の書籍になるが、サービス・マーケティングとは何かを扱った入門書。モノからサービスに生産、消費の軸が移っていく中で、従来のような製造業(モノを売る)を主とするマーケティングではなく、無体財を対象に顧客管理やコミュニケーション、品質評価などを取り扱っている。顧客だけではなく、サービス提供者もマーケティング対象に含むインターナルマーケティング、CRMやカスタマーエクスペリエンスなどにつながる概念が整理されているなど入門書として読み応えがあった。2018/08/16