内容説明
IT時代のニーズにより、液晶が進化し続けています。テレビは8Kスーパーハイビジョンへ、電話はタッチパネルを内蔵したスマートフォンへ、車載用にはヘッドアップディスプレイなどが登場しています。これらの技術進歩を支えている液晶の種類としくみ、開発・製造技術などを楽しく紹介します。
目次
序章 液晶とはなぁ~に?
第1章 液晶ディスプレイの基礎
第2章 液晶ディスプレイの原理
第3章 液晶ディスプレイができるまで
第4章 液晶ディスプレイに用いられる部品・材料
第5章 液晶ディスプレイの性能向上技術
終章 少し高度な話しですが…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしひろ
7
素人にも分かる解説と図解で液晶画面の技術について説明している。今やタッチパネルとなり、1670万色の表示が可能だという。よりリアルな映像を目指してどこまで進化していくのだろうか。原理はモザイクアートさながらにドットの集積なんだと知った。2016/03/10
Yasuko Watanabe
0
★32017/12/18
けんすけ
0
仕事で液晶材料を扱うことになり、液晶ディスプレイの駆動方式や周辺部材の知識を増やすために手に取った。 結果的に、液晶材料だけでなく他のディスプレイ部材について大まかに理解することができた。詳細についてもっと知識を深めるには他の本やサイトを活用する必要があると感じた。 以下、知識の増えた項目。 ・液晶の駆動方式と使用される液晶材料種、ラビングの有無など ・液晶モジュールのタイプ(TAB方式、COG方式→通常、接続する端子のピッチ関係から選定) ・低温ポリシリコンの製造方法 ・ガラスの種類と製造方法2017/05/02
ターク・マロ
0
絵が多くわかりやすい。液晶について広く浅く知ることができる。 ただ、2021年現在、一部古い情報があるなと感じた。 この本だけで完結せず、気になったところをさらに自分で調べるのがよいと思う。2021/02/25