日経文庫
英文契約書の読み方

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  • サイズ B40判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532111052
  • NDC分類 670.93
  • Cコード C1282

内容説明

各条項の目的や狙いは何か。ビジネス上のリスクや問題点はどこにあるか。企画・営業・製造など現場のビジネス担当者が、こうした点を読み取り内容を検討するために必要な基礎知識とポイントを、例文とその解説を通して紹介します。重要度を増す知的財産ビジネスに対応して、商標・特許・ソフトウエア・映像ソフトなどのライセンス契約から、代表的な条項を74例文取り上げました。英文契約書の独特の表現、頻出表現を紹介する例文と合わせ、合計158例文を収録。すべて対訳つきです。

目次

1 英文契約書を読むためのポイント
2 英文契約書の基本用語に慣れる
3 契約上の権利・義務の表現
4 英文契約書の頻出表現
5 但し書き、例示・除外、金額・数字、期限・期間の表現
6 契約条項の読み方1 ライセンス許諾と対価の支払い
7 契約条項の読み方2 ライセンスの実施と責任
8 契約条項の読み方3 付随義務と一般条項

著者等紹介

山本孝夫[ヤマモトタカオ]
1943年京都府に生まれる。1966年京都大学法学部卒業。同年、三井物産(株)に入社。73年、米国ミシガン大学大学院修了、LL.M.(Master of Laws)取得。以後、東京、ロンドン、サンフランシスコなどの同社リーガル部門で、主に国際取引、プロジェクト契約、訴訟、海外店運営法務、知的財産取引を担当。1999年明治大学法学部教授に就任。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科講師(ビジネスと法)・横浜国立大学大学院講師(情報化社会と法政策)(ともに1999年‐2004年)。明治大学法学部教授(国際取引法・法律英語)。東北大学工学部(知的財産権)講師。中小企業診断士試験基本委員(2001年‐現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cambel

22
日本の契約書の書き方すら体系的に学ぶことなく、勘で(!)仕事していたので、読んでよかった。『英文契約書の書き方』という本の方が先に出版されているので『読み方』の本書は続編的な位置なのかな。法務が本業ではないので、例文が豊富な本書の方が、会社にある契約書と照らし合わせながら読めて便利かも。2018/01/14

Nobu A

7
近年、世界規模で経済活動が行われるようになり、知的財産ビジネスの重要度が増し、夥しい数の国際語、英語での契約書が増えている気がする。でも、英語力が読解力に単純に直結しない。法律英語の独特さがある上に、歴史的にローマ法の影響を受け、随所にラテン語とフランス語の使用があるから。読み間違えで誤解が生じ、訴訟にまで発展することもある契約。使用頻度の高い語彙の説明紹介。対訳付きの豊富な例文の数々。十分な情報量で心強い1冊。手元の置いておきたくなる。後半流し読み読了。次は同著者のペアの「英文契約書の書き方」へと移る。2019/07/06

Yuichi Tomita

4
再読。読むは大分出来るようになってきたが、書くのは難しい。訳から英文を考えてみたが、なかなかきつい。2021/01/14

Yuichi Tomita

4
3回読んだら、何となく英文契約への拒絶感は取り払われたような気がする。なかなか情報量も多く、良い本であった。また振り返ることもあると思うが、別の本も読んでみます。2019/08/07

Yuichi Tomita

4
英文契約書の読み方を契約条項のサンプルを元に解説している書籍。冒頭に海外の会社との契約に対する意識の違いが紹介されており、和文のものとは、そもそもスタンスが違う(契約書に定められていないことは求められないなど)ということを認識させられる。 基本フレーズについて前半で学び、後半ではライセンス契約について学ぶ。最初の一冊としては良いのではないか。2019/06/26

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