内容説明
相手を真似て、打ち負かす。競合店対策の有力な手法であるストア・コンパリスン(競合店調査)の方法をやさしく解説。
目次
1 競合店対策はなぜ重要か(競合店対策とは何か;どこが競合店かを知る ほか)
2 競合店の見方・調べ方(競合店調査の三つの目的;調査は継続しないと意味がない ほか)
3 競合店調査の各手法(価格調査;MD差別化調査(買物印象度調査) ほか)
4 評価とアクションプラン(評価から分析へ;部門別MD戦略の立て方 ほか)
5 お客視点で競合店との関係を知る(実際に買う競合店買物調査;買物客をより深く知る方法 ほか)
著者等紹介
鈴木哲男[スズキテツオ]
1948年横浜に生まれる。1971年明治大学商学部卒業。同年イトーヨーカ堂に入社。主にリテイル・エンジニアリング(店舗企画・開発)に従事。1990年独立して、リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ設立。現在、リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ代表取締役社長
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感想・レビュー
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ispanoman
3
経営指導の際に実用的なフォーマットや考え方、注意点が主にスーパーなどの小売店の実例で豊富に説明している。タウンウォッチングの際にここでの視点で見てみるといつもの街やショップが違って見えてきそうだ。2014/02/26
Mik.Vicky
2
私が携わっている業界は、小売業ではないが、競合店対策はかなり重要。当然だが競合店がなければ、またはすごく少なければ、自店は無茶苦茶儲かる。そのような業界。小売業の競合店調査・対策も勉強になった。2021/07/10
ひー
2
2005年出版で再読。 調査というと、価格帯やチャートなど作ることに一生懸命になりがちだが、一番は自店の状態を確認すること。買う人の目で見て、業界人の目線で格好いい売場とかスタイリッシュとかはダメだそうです。2014/12/07