内容説明
従来の管理法から在庫ゼロへのステップまで、やさしく解説。
目次
1 在庫管理とは
2 すでにある在庫を管理する
3 統計的在庫管理手法の実際
4 入出庫管理と棚卸の実際
5 段階的在庫管理の進め方
6 MRPの実際
7 在庫ゼロ生産の実際
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OjohmbonX
1
在庫はゼロが理想だけどいきなりは無理、だから在庫管理してゼロに漸近させてくという話で、管理手法を網羅的に概説する本。目的と手段が明示されて整理もされてすごく真摯に書かれた本だけど、読んで楽しくないのがとても悲しくなる。理念や精神の話ならメーカーの全活動を最適化するくらい広い話(大野耐一の『トヨタ生産方式』みたいな)を、在庫管理に限定するなら失敗・成功の実体験のストーリーを、理論構築なら常識が反転するような認識を、展開してくれないとわくわくしないんだなと思って、丁寧に書くだけじゃダメなんだと思って怖くなる。2016/10/06
カンジ
1
まずは仕掛在庫の低減からすすめていきます。 棚卸の必要性・目的とは ①工場・企業の資産を明らかにするため。 ②在庫の数量や品質だけでなく、入出庫の管理の仕方、保管状態も明らかになる。管理の状態がよいかわるいかがわかり、悪いところがみつかればあとはそこを改善することで一歩前進できる。2015/10/07
marukuso
0
在庫管理が主な仕事になって勉強のために読む。わからないことだらけ。在庫は生産と販売と一体で考えないといけない。在庫の基本はゼロ、生産をどれだけ早くタイムリーにできるかということが本質的な問題で、適正在庫などという言葉でごまかしてはいけない。まだまだ勉強しなくては。2016/09/03
Naota_t
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読んだらわかるけれど、B to B製造業のことを念頭に書かれている。 ウチみたいな企画生産販売やってる、しかも流行り廃りのサイクルが激しいアパレルなんかにはあんまり即してない内容っぽい。 かなり目標意識が高い(ような気がする)。2012/02/17
ちゃーろー
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良い参考書となります。人に実践させるのはたいへん。