内容説明
理論物理学から固体物理学まで、現代物理学の発展とともに歩んだ60年の貴重な記録。科学と社会に残した数々の業績と、豊富な体験を通して描く素晴らしい人間模様。「アモルファス研究の巨人」として、エレクトロニクスの基礎を築いたノーベル賞学者モット博士の書き下ろし自叙伝。
目次
第1章 生い立ちと幼年時代
第2章 学校
第3章 ケンブリッジ時代―1924年~27年
第4章 初めての研究
第5章 コペンハーゲン―1928年
第6章 ケンブリッジとゲッチンゲン―1929年
第7章 マンチェスター―1929~30年
第8章 ケンブリッジ―1930~33年
第9章 ブリストル時代―1933~39年
第10章 戦争―1939~45年
第11章 プルストル―1945~54年
第12章 ケンブリッジからの招へい
第13章 キャペンディッシュ研究所教授―1954~71年
第14章 1960年までの研究
第15章 キーズの学寮長―1959~66年
第16章 非晶質半導体の研究
第17章 ノーベル物理学賞―1977年
第18章 名誉学位
第19章 テイラー/フランシス社
第20章 有能な子供たち―英才教育
第21章 超音波旅客機「コンコルド」反対運動
第22章 宗教
第23章 回顧