内容説明
自らリサーチし、脚本を書き、絵コンテを切る。役者を演出し、編集や音楽にも細かく隅々まで指示を出す。予算が少なくとも、創意工夫を凝らして、「映画」として表現する。邦画界きっての真の「アーティスト」の頭の中とは。娯楽映画に秘められた細かすぎる映画愛!
目次
まえがき 映画監督とは、最高のサービス業なのである。
INTRODUCTION 異界の扉の向こうに
1 商業映画監督への道―初めての映画体験から、新米監督として奔走するまで
2 若者たちによる“自分”の物語―娯楽映画監督として、新境地を切り開く
3 確立された矢口スタイル―スクリーンの隅々まで観客を楽しませるために
4 映画監督・矢口史靖のこと―大切な『ワンピース』シリーズとその作家性について
あとがきのようなもの 「大人になっても食べたいお子様ランチ」
編集後記 「矢口史靖の“英雄の旅”」
著者等紹介
矢口史靖[ヤグチシノブ]
1967年5月30日、神奈川県出身。東京造形大学入学後に8mm映画を撮り始め、90年に長編映画『雨女』がPFF(ぴあフィルムフェスティバル)でグランプリを受賞。93年に『裸足のピクニック』で劇場映画監督デビュー。『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)、『ハッピーフライト』(08)、『ロボジー』(12)など、次々とヒット作を世に送り出す
野村正昭[ノムラマサアキ]
映画評論家。1954年、山口県出身。東映洋画宣伝室で映画の宣伝に携わったのち、広告代理店勤務を経て、映画評論家に。キネマ旬報ベストテン、毎日映画コンクール、芸術選奨などの選考委員も。年間鑑賞映画本数1,000本を超え、日本で一番映画を観ている映画評論家
関口裕子[セキグチヒロコ]
映画ジャーナリスト。1964年生まれ。87年に東京学芸大学卒業。90年にキネマ旬報社に入社。「キネマ旬報」取締役編集長を経て、米エンタテインメントビジネス紙「VARIETY」の日本版「バラエティ・ジャパン」編集長に就任。「バラエティ・ジャパン」休刊後は、アヴァンティ・プラス代表取締役として、映画芸術や日本・アジア・米国でのエンタテインメントビジネスを核に、執筆や編集、メディア開発などを手掛ける。現在はフリーで編集やライティングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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