映画監督はサービス業です。―矢口史靖のヘンテコ映画術

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映画監督はサービス業です。―矢口史靖のヘンテコ映画術

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784866471006
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

自らリサーチし、脚本を書き、絵コンテを切る。役者を演出し、編集や音楽にも細かく隅々まで指示を出す。予算が少なくとも、創意工夫を凝らして、「映画」として表現する。邦画界きっての真の「アーティスト」の頭の中とは。娯楽映画に秘められた細かすぎる映画愛!

目次

まえがき 映画監督とは、最高のサービス業なのである。
INTRODUCTION 異界の扉の向こうに
1 商業映画監督への道―初めての映画体験から、新米監督として奔走するまで
2 若者たちによる“自分”の物語―娯楽映画監督として、新境地を切り開く
3 確立された矢口スタイル―スクリーンの隅々まで観客を楽しませるために
4 映画監督・矢口史靖のこと―大切な『ワンピース』シリーズとその作家性について
あとがきのようなもの 「大人になっても食べたいお子様ランチ」
編集後記 「矢口史靖の“英雄の旅”」

著者等紹介

矢口史靖[ヤグチシノブ]
1967年5月30日、神奈川県出身。東京造形大学入学後に8mm映画を撮り始め、90年に長編映画『雨女』がPFF(ぴあフィルムフェスティバル)でグランプリを受賞。93年に『裸足のピクニック』で劇場映画監督デビュー。『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)、『ハッピーフライト』(08)、『ロボジー』(12)など、次々とヒット作を世に送り出す

野村正昭[ノムラマサアキ]
映画評論家。1954年、山口県出身。東映洋画宣伝室で映画の宣伝に携わったのち、広告代理店勤務を経て、映画評論家に。キネマ旬報ベストテン、毎日映画コンクール、芸術選奨などの選考委員も。年間鑑賞映画本数1,000本を超え、日本で一番映画を観ている映画評論家

関口裕子[セキグチヒロコ]
映画ジャーナリスト。1964年生まれ。87年に東京学芸大学卒業。90年にキネマ旬報社に入社。「キネマ旬報」取締役編集長を経て、米エンタテインメントビジネス紙「VARIETY」の日本版「バラエティ・ジャパン」編集長に就任。「バラエティ・ジャパン」休刊後は、アヴァンティ・プラス代表取締役として、映画芸術や日本・アジア・米国でのエンタテインメントビジネスを核に、執筆や編集、メディア開発などを手掛ける。現在はフリーで編集やライティングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

46
矢口史靖は大好きな監督である。ハマり始めたのは「ウォーターボーイズ」からだが、遡って全作品を観ていると思う。で、最も好きなのは読書メーターにも本と映画の感想を散々書いている「Wood Job! 神去なあなあ日常」である。矢口監督がそもそものはじめ、ぴあフィルムフェスティバルから「ダンスウィズミー」までの諸作品ごとに監督本人が語っているのが興味を引くが、Woodについては特に面白く読んだ。2022/04/28

フロム

9
作品一本も見たことない監督の本を手に取った理由はタイトルが素晴らしさ。映画監督にとって映画は仕事以上のもの。それを突き詰めた結果このタイトルにするのは凄いと思う。この監督の最大のポイントは大道具出身且つ絵が漫画家並みに描けて絵コンテが完璧と言う所。確かにインタビューを聞いてみるとこの監督のやりたい事と撮られた映画に齟齬がない。コレは依頼する方も仕事しやすい。そんな素晴らしい監督でも木こり映画で外してしまう辺りと映画製作の難しさがよく分かる。確かにオリジナル作品は当たるかどうかは読めないわ。2019/12/09

tetsubun1000mg

8
「ハッピーフライト」「スイングガール」「ウォーターボーイズ」の監督へのインタビューと作品紹介が中心。脚本・絵コンテ・監督とこなし、映画が作れる監督さんのよう。 監督デビュー時の自主映画がPFFの賞を受賞して注目を受ける。  自分の気持ちを出したいインディーズ系の監督と違って、「客を喜ばせたい」ことを第一にしている事が施工して、第一線で活躍を続けられる理由なのでしょうか。 細かな絵コンテで、映画の撮影前に取りたい絵が頭の中にできているのがすごいと思いました。2019/09/14

ショーリ

5
自主制作時代から最新作『ダンスウィズミー』まで、インタビュー形式で語られる矢口監督の映画への想い。三谷さんは「まず現場を楽しませる人」っていうイメージだったけど、矢口さんは「観客第一主義」。作りたいものを作る前に、観る人が楽しめるものを作りたいっていう気持ちが伝わりました。ホント映画って、どんなタイプの人でも受け入れて、表現できる創作物なんだなぁ。矢口監督の過去作も観返したくなりました。主人公の名字が全員「鈴木」なのは知らなかった!(笑)2019/09/10

だだだ

0
大好きな矢口監督。ダンスウィズミー劇場で観ればよかった…2020/01/12

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