内容説明
イスラーム穏健派からの「良心の声」。真のイスラームは暴力と流血の宗教ではなく「慈悲」「思いやり」「寛容」の宗教だ―大多数を占める穏健派イスラームの思想を明らかにし、世界の未来のためにイスラームの進むべき道を示した、世界的権威からの叡智に満ちたメッセージ。
目次
第1部 真のイスラームをめぐる闘い(過激派と穏健派の分裂;現代のイスラームをめぐる問題の根源;初期のイスラーム厳格主義;現代のイスラーム厳格主義者たち)
第2部 穏健派と厳格主義者はどこがちがうのか(あらゆるムスリムに共通する義務;神と創造の目的;法と道徳の性質;歴史と近代性へのアプローチ;民主主義と人権;非ムスリムと救済について;ジハード、戦争、テロリズム;女性の本質と役割)
著者等紹介
カリード・アブ・エル・ファドル[カリードアブエルファドル][Khaled M.Abou El Fadl]
1963年クウェートに生まれる。現代を代表する有力なイスラーム思想家の一人。イスラーム法研究の第一人者でありジャーナリスト。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のロースクール(法学校)教授で、イスラーム法のほか、移民法、人権法、国際および国家安全保障法などを教えている。CNN、NBC、PBS(アメリカの公共放送)などのテレビやラジオにも多数出演し、イスラーム厳格主義や過激派に対する穏健主義の立場から、イスラームと国際社会の将来について数多く提言を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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