内容説明
前巻に引き続き本書では、「行持」について述べられる。まさに行持に徹した数々の祖師方が「一日作さざれば一日食わず」を教えて下さる。「観音」の巻では、千手観音や三十三身に身を変ずる観音のみならず、８万４千の観音を説くのである。凡ゆるところに観世音の原理が満ちあふれ、万人を救いとらずには措かぬという真実が刻明に示されている。
目次
行持の巻 上・下
恁麼の巻
観音の巻
古鏡の巻
有時の巻
授記の巻
全機の巻
都機の巻
画餅の巻
谿声山色の巻
仏向上事の巻
夢中説夢の巻
礼拝得髄の巻
山水経の巻
看経の巻
諸悪莫作の巻
伝衣の巻
道得の巻
仏教の巻
神通の巻
阿羅漢の巻
春秋の巻
葛藤の巻
嗣書の巻
栢樹子の巻
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- 雪密室 新装版 講談社文庫
