出版社内容情報
皮膚のかゆみを起こす疾患とその治療法を紹介。皮膚のコンディションを改善するためのセルフケアを指南する一冊です。
小林美咲[コバヤシミサキ]
内容説明
かけばかくほどかゆくなる!かゆみは皮膚の危険信号!3つのぱなしに注意!
目次
第1章 かゆみは、「引っかきたい」という衝動を起こす不快な感覚(かゆみの謎;かゆみのしくみ ほか)
第2章 知っておきたい!皮膚のしくみと、そのはたらき(皮膚のしくみ;皮膚の機能 ほか)
第3章 かゆみを伴う!身近に起こる12の皮膚疾患(虫さされ;足白癬 ほか)
第4章 皮膚科での治療とステロイド外用薬の使い方(受診;診察、検査 ほか)
第5章 「3つのぱなし」にご用心!皮膚を守る正しいスキンケア(スキンケアの基本;洗顔 ほか)
著者等紹介
小林美咲[コバヤシミサキ]
小林皮膚科医院院長。医学博士、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本東洋医学会認定漢方専門医、東京女子医科大学東医療センター皮膚科非常勤講師。皮膚科心身症の第一人者として、学会講演発表や医療専門書の執筆などでも活躍。昭和52年東京医科歯科大学医学部卒業。昭和58年東京医科歯科大学医学部皮膚科大学院修了、医学博士号取得。東京医科歯科大学付属病院皮膚科、都立墨東病院皮膚科勤務。昭和62年小林皮膚科医院開院。日本臨床皮膚科医会常任理事、日本皮膚科心身医学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スリカータ
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我慢しないで皮膚科医の診断を受けましょう、ということでした。2017/06/25
三浦正
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第2章(皮膚の働き、仕組み)・皮膚(表皮+真皮+皮下組織)は「人体最大の臓器」(人体の16%重)、・「皮膚は内臓の鏡」(内蔵疾患の以上を示すサイン)、・「皮膚は体表を覆う能」(触覚、5感中 視・聴・味・嗅は特定感覚器が情報収集)等々が、私は特に参考になりました。 全5章 あとがき文によれば、著者は「皮膚心身症」を専門とする「心療皮膚科医」とある。「慢性皮膚炎」と言われた私も、細分すれば、心身症なんだろう。 ただし、対策最終結論 生活習慣改善は私には無理かな 2023/12/07
真作
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図表が多く理解しやすい。嗜癖的掻破行動:原因は情動やストレス、なんと皮膚ではない。かゆい所を掻くと、ドーパミンが分泌されて気持ちがよくなり、習慣化する。かゆみを止めるにはステロイド(副腎皮質ホルモン)外用薬、抗ヒスタミン内服薬。皮膚の常在菌は皮膚表面を弱酸性に保つ働き。洗顔:朝は石けんなしで十分、なるべく皮脂や保湿成分を残す。入浴:ぬるま湯に浸かって皮膚をやさしくなでるだけで体の汚れの大半は落ちる。2022/06/02
193
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私自身も痒みや蕁麻疹など度々悩まされ、ちいさい子供もアトピー性皮膚炎で悩んでいるので複数借りた本の中の一つ。細かく丁寧に書かれている。2020/08/18