出版社内容情報
自転車界きっての理論派・宮澤崇史が体を100%活かすためのノウハウを掲載。
内容説明
すべてのパワーを自転車に伝えろ!!小柄な体格ながら、世界を相手に戦ってきた宮澤崇史。その秘訣は、持てる力を100%引き出すための「体の使いかた」の徹底した研究にあった。無駄をなくし、効率よく自転車を前に進めるためのノウハウを一挙公開。
目次
第1章 「骨で押す」
第2章 ペダリングの理論
第3章 パワーとトレーニングの基礎概念
第4章 ポジションとパーツを体から考える
第5章 体を使いこなすメニュー
第6章 テクニック
著者等紹介
宮澤崇史[ミヤザワタカシ]
1978年生まれ。長野県出身。高校卒業後自転車競技の道に入ったが、23歳のとき、母親に肝臓の一部を移植。回復後トップレベルに返り咲き、2010年全日本選手権優勝、ツール・ド・北海道2連覇をはじめ国内外で多くの結果を残す。2012年には世界最高レベルのチーム「サクソバンク」に移籍するなど、世界的に活躍した。2014年引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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最後の羅針盤
5
母に肝臓を提供…というニュースを聞いてから、無条件にファンになって、その後に全日本を獲ったときには密かに打ち震えました。その手術の下りも当たり前のようにサラリとしていて、窮屈に自分を追い込むものではなく、自転車に乗ることを生活や人生の一部として当たり前に付き合っているスタンスが全体を貫いていて、やはり宮澤選手らしいなと嬉しくなるのでした。2017/02/19
黒縁メガネ
1
効率よく、バランスよく体を使うために、感覚を研ぎ澄ませる。惰性で走らずにフォームを意識し、集中力を持続させることが大事。パワーメーターを活用した練習法が多く紹介されていたが、趣味レベルでは高価なので手が届かない…2016/11/09
federao
1
ロードバイク本はいろいろ読みましたが、トレーニングものは初めて。ハードよりソフトが大切というところは金欠には泣かせます。フォームの大切さが書かれています。図解されており理解しやすい。パワーメーターとローラー台が欲しくなりました。2016/01/06
Yasuhiro Shimizu
0
簡潔に色々書かれてます。パワートレーニングに関しては、さわり程度です。ロードバイク乗りには参考になるでしょう。2019/12/24