内容説明
感染サイクルを断つ!感染症は一人ひとりの心がけで防げる!本書は、感染症ごとに異なっている感染経路に着目。感染を予防するための対策を紹介。今日からあなたも我が家の衛生管理者。
目次
1 感染症とは何か?―感染症の基礎知識(人類の歴史は、感染症とのたたかい;パンデミック(世界的大流行)とは
「新興感染症」と「再興感染症」 ほか)
2 感染経路を知って予防対策―感染サイクルを断つ!(感染予防の基本「標準予防策」;「飛沫感染」を断つ!;「空気感染」を断つ! ほか)
3 身近な感染症・こわい感染症―78種類の感染症を解説(呼吸器の感染症;腸管の感染症;性感染症 ほか)
著者等紹介
竹田美文[タケダヨシフミ]
元国立感染症研究所所長。公益財団法人野口英世記念会副理事長。1935年徳島県生まれ。大阪大学医学部卒業。医学博士。専門は細菌学。大阪大学微生物病研究所助教授、東京大学医科学研究所教授、京都大学医学部教授、国立国際医療センター研究所長、国立感染症研究所所長、岡山大学医歯薬総合研究科特任教授・インド感染症共同研究センター長等を歴任。40年間、細菌性腸管感染症の研究をしてきた経験を踏まえ、インドのコルカタでコレラ制圧を目指したプロジェクトを展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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paluko
4
インフルエンザについて「飛沫感染がおもな感染経路ですが、空気感染する場合もあります」と書いてあるけど空気(飛沫核)感染は結核・麻疹・水痘の3つだけじゃなかったの? あと次亜塩素酸水は化学的に不安定で、特に遮光しないでいると「水」になってしまうと聞いたことがあったが次亜塩素酸「ナトリウム」も薄めたものは化学的に不安定だったとは(p.25)知らなかった。感染症は数多くあるが、予防には「手洗い」「食品の十分な加熱」「ゴミの適切な管理」「害虫駆除」などのポイントを抑えれば十分というのは救いか。2020/06/25
じん
4
なるほど。2020/03/09
2時ママ
4
題名通り身近な感染症から聞いたことの無い感染症まで、とても分かりやすく書いてありました。 基本の手洗いうがいは大切だな、と改めて思った。 読みやすく、とても勉強になった。2017/05/16
ゆき
1
身近に溢れている感染症を感染経路や病名ごとに解説している。ワクチンや高齢者や妊婦や子どもや幼児、海外、原則入院、就業制限、学校感染症、検疫法の特徴をマークで、症状を図なども含めて説明してあり、わかりやすい。2017/08/22
Kenji Nakamura
1
(*☻-☻*)2016/05/28
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