出版社内容情報
水中ロボットは、人間の代わりに暗く危険で辛い水の中で作業をするロボットで、当初は探査を目的に開発が進められてきた。地表の70%を占める海は未開の地として残っており、現在でも世界中で生物、資源、遺跡などの調査が進められている。最近では、漁業関係者や潜水士の減少により、それらの仕事の一部を水中ロボットに代替するような動きも期待されている。また水産高校の学習指導要領にロボット教育が加わったこともあり、今後水中ロボットが利用される場が広がっていくと考えられている。
本書では、水中ロボットとは何か、陸や空と水(海)の中との違い、水の中で動かすための技術・材料、活用例、今後期待される分野など、水中ロボットについて学び始める初心者向けにトコトンやさしく解説する。
【目次】
内容説明
超深海でも働けるロボット。高圧・低温・暗黒に耐える技術。世界最深部・マリアナ海溝に潜る。日本が誇る『しんかい6500』。海や川で使用する際のルール。知りたいことがよくわかる。
目次
第1章 水中ロボットってどんなロボット?
第2章 水中ロボットに使われる技術
第3章 遠隔操縦型水中ロボット(ROV)
第4章 自律型水中ロボット(AUV)
第5章 有人式水中ロボット(HOV)
第6章 水中ロボットを取り巻く環境
著者等紹介
後藤慎平[ゴトウシンペイ]
1983年、大阪生まれ。筑波大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。第59次・第65次南極地域観測隊(夏隊)。文部科学省高等学校職業教育教科書(船用機関1・2)編集委員。これまでに海洋研究開発機構、東京海洋大学(助教)などで水中ロボットの研究・開発に従事。専門はロボット工学および深海探査機の開発、運用。2014年から生物研究にまつわる海洋機器開発に取り組み、2018年には南極の湖底に生息するコケボウズを水中ロボットで撮影し、世界初のミッションを成し遂げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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