出版社内容情報
画像認識について初めて学ぶ人でも全体像が把握できるよう、データの基礎的な知識や撮影方法から具体的な画像処理手法、さらに画像認識の進化に欠かせない機械学習や深層学習と画像認識の関係なども含め、ポイントをまとめて解説する。
内容説明
日常生活から産業活動まで、画像認識の用途は非常に広範で、多くの場面で私たちの生活を支えています。そんな画像認識のデータの基本、具体的な画像処理手法、そして活用場面までを紹介します。
目次
第1章 画像認識とそれを支える技術(機械で人間の視覚情報処理を再現できるか「画像認識技術の難しさとその進化」;画像認識技術は何に使われているのか?「社会のさまざまな分野での活用例」 ほか)
第2章 画像認識に使われる画像処理(画像認識に向けた手がかり「エッジ、コーナー、空間周波数成分」;画像同士を比較する「画像の類似度とテンプレートマッチング」 ほか)
第3章 画像認識に用いる機械学習技術(画像認識と機械学習の関係「機械学習の概念と画像認識への応用」;機械学習の種類「学習データの種類と予測出力の種類による分類」 ほか)
第4章 深層学習を用いた画像認識(ニューラルネットワークの基本形「ニューロンと多層化」;ニューラルネットワークの「要素」「活性化関数と損失関数」 ほか)
第5章 さまざまな画像認識技術(画像認識の多彩な課題「画像認識処理の種類」;画像中の顔を見つける「顔検出」 ほか)
著者等紹介
笠原亮介[カサハラリョウスケ]
1980年生まれ。2004年東北大学大学院工学研究科電気・通信工学専攻修士課程修了。2019年東北大学大学院工学研究科通信工学専攻博士課程修了・博士(工学)。2004年株式会社リコー入社。各種センシングシステムや画像処理、機械学習、画像認識等の研究開発に従事、主席研究員、株式会社ブライトヴォックス取締役CTOなどを務める。2014年精密工学会主催外観検査アルゴリズムコンテスト2014優秀賞、2015年外観検査アルゴリズムコンテスト2015優秀賞、2021年IPSJ Transactions on System LSI Design Methodology Best Paper Awardを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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