出版社内容情報
経験者が習得していた機械保全における分解・組立ノウハウの「カン・コツ」を体得する目的で、基本となる工具の取り扱いや作業法、機械要素部品の理解、摩耗判断などをイチから理解し、実務に活かせるよう手ほどきする。
内容説明
基本を知って“我流”を改め、作業のカン・コツを標準化。日常保全作業の勘どころが丸わかり!
目次
第1章 勘と経験によるねじ締結からの脱却(ねじは必ず緩む;増し締めが良いとは限らない ほか)
第2章 ねじの損傷を劇的に減らす工具の正しい使い方(締結の基本は手締め・仮締め・本締め;長さの違いはトルクに影響する(六角レンチの活用) ほか)
第3章 調整次第で寿命に差が出るベルトとチェーンの張り直し(Vベルトの張り状態を判断してベルトの破断を防ぐ;VベルトとVプーリーの損傷判断 ほか)
第4章 回転性能に影響する軸と要素部品の取り外し作業(要素部品の役目と点検ポイント;分解前に締結状態を判断せよ ほか)
第5章 機器の寿命を改善できる2軸の芯出し方法(芯出し作業の狙いは同軸にある;カップリングはミスアライメントを吸収できない ほか)
著者等紹介
小笠原邦夫[オガサワラクニオ]
1998年、日本工業大学大学院工学研究科機械工学専攻(工学修士)。半導体メーカー勤務を経て現在、千葉職業能力開発促進センター機械系講師。生産設備に関わる技術支援として機械保全全般、装置設計、安全活動などを行っている。保有資格:空気圧装置一級技能士、油圧調整一級技能士、機械プラント製図一般技能士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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