出版社内容情報
産業用防塵マスクでトップシェアを誇り、「クリーン、ヘルス、セーフティ」の分野で世の中にないユニークな製品を次々に送り出している興研。本書は、興研・酒井眞一郎会長の経営哲学と、それを具現化する人事評価制度「HOPES」、その下で開発された技術開発実例(次世代クリーンルームシステム、高性能マスク等)にフォーカスする。
内容説明
産業用マスクのトップメーカーが挑む経営変革。コロナ禍で人々の関心が高まっている「クリーン、ヘルス、セーフティ」分野。その分野で常に新市場開発に挑み続け、オリジナリティにこだわったものづくりを実践している興研(株)。その根底には、酒井眞一郎会長の経営哲学と、それを具現化するユニークな人事評価制度がある。
目次
プロローグ コロナ禍で発揮された「日本製造業」の組織力
第1章 「人」を大切にする社会を目指して(米国で産声を上げたグローバリズム;強欲資本主義とグローバリズム ほか)
第2章 独自の技術開発を支えるユニークな人事評価制度(三軸独立評価人事システム「HOPES」を構想;人を競争に追い込んだ資本主義の経済構造 ほか)
第3章 世の中にないものを作る技術開発力(オープンクリーンシステム「KOACH」;高性能マスク「ハイラック」)
第4章 社員全員が「先に進む」ための先進技術センター(飯能に開設した興研先進技術センター;ようやく、「ここだ!」と思える土地と出会う ほか)
エピローグ 願いは、さらなる未来へ
著者等紹介
酒井眞一郎[サカイシンイチロウ]
1941年生まれ。1964年早稲田大学第一商学部卒業。2016年旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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