出版社内容情報
パリ協定の背後で進むエネルギー市場の大変革についてやさしく解説するパリ協定発効後、主要市場で存在感を増す中国の脅威を生々しく紹介。
パリ協定発効後、主要市場で存在感を増す中国の脅威を生々しく紹介。火力・再エネ・原子力・スマートグリッドにおける技術開発・権益獲得競争を描く。行政/企業がとるべきエネルギービジネスの方策を明快に指南する。
井熊 均 王 ? 滝口 信一郎[イクマ ヒトシ オウ テイ タキグチ シンイチロウ]
著・文・その他
内容説明
ここまで来た中国の産業力!協働化で見出せるか、日本の活路。
目次
第1章 紅く染まる再エネ市場(パリ協定後をリードする中国;席巻された太陽光発電市場 ほか)
第2章 欧米主導が崩れた従来型エネルギー市場(挽回不能の蒸気タービン市場;先進国の最後の牙城ガスタービン市場 ほか)
第3章 エナジーDX(Digital Transformation)(「PV(太陽光発電)to EV」が次世代スマートシティの鍵
DX化で再び注目されるスマートシティ ほか)
第4章 市場を席巻した中国のエネルギー・産業政策(お家芸の技術移転政策;起業家がリードした太陽光発電市場 ほか)
第5章 エネルギー市場の未来構図(国力を左右したエネルギーの歴史;中国という国への理解 ほか)
著者等紹介
井熊均[イクマヒトシ]
株式会社日本総合研究所専務執行役員、創発戦略センター所長。1958年東京都生まれ。1981年早稲田大学理工学部機械工学科卒業、1983年同大学院理工学研究科を修了。1983年三菱重工業株式会社入社。1990年株式会社日本総合研究所入社。1995年株式会社アイエスブイ・ジャパン取締役。2003年株式会社イーキュービック取締役。2003年早稲田大学大学院公共経営研究科非常勤講師。2006年株式会社日本総合研究所執行役員。2014年同常務執行役員。2017年より現職。公共政策、環境、エネルギー、農業、などの分野で70冊の書籍を刊行するとともに政策提言を行う
王〓[オウテイ]
1970年生まれ。1993年北京大学卒業、1998年東京大学大学院総合文化研究科国際関係論専攻修士課程修了。2000~2001ハーバード大学東アジア研究センター客員研究員、2002年東京大学大学院総合文化研究科国際関係論専攻博士課程を経て、株式会社日本総合研究所入社。現在、創発戦略センターシニアマネジャー、日綜(上海)信息系統有限公司北京諮詢分公司総経理。専門分野は環境、エネルギー、中国政策(経済、環境、都市)
瀧口信一郎[タキグチシンイチロウ]
株式会社日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリスト。1969年生まれ。京都大学理学部を経て、93年同大大学院人間環境学研究科を修了。テキサス大学MBA(エネルギーファイナンス専攻)。東京大学工学部(客員研究員)、外資系コンサルティング会社、REIT運用会社、エネルギーファンドなどを経て、2009年株式会社日本総合研究所に入社。現在、創発戦略センター所属。専門はエネルギー政策・エネルギー事業戦略・インフラファンド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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奈良 楓
okadaisuk8
MADAKI