出版社内容情報
水道管や下水管について、わかりやすく紹介し、水道技術にこれから携わろうとする方の入門書としても最適な一冊。
内容説明
上下水道システムの配管である水道管。家庭でよく目にするものと違い、地中深く埋設されるような用途では、口径数メートルのものまであります。本書はこの水道管について、その歴史や種類、調査・更生・修繕、設計、工法、トラブル対策にいたるまで、やさしくまとめました。
目次
第1章 水道管の歴史
第2章 いろいろな水道管
第3章 水道管調査と更生、修繕
第4章 水道管の設計
第5章 特殊な水道管の工法
第6章 水道管トラブル
著者等紹介
高堂彰二[コウドウショウジ]
1957年岡山県倉敷市に生まれる。1981年日本大学理工学部土木工学科卒業。高堂技術士事務所。埼玉大学非常勤講師。NPO法人環境技術士ネットワーク副理事長、事務局長。一般社団法人技術士PLセンター理事。資格:技術士(総合技術監理部門、上下水道部門)、APECエンジニア(Civil)、環境カウンセラー(事業者部門)、一級土木施工管理士、測量士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
18
#説明歌 水道管アッピア水道小田原の早川上水、轟泉水道 ヒューム管鋳鉄管と塩ビ管銅管鉛管陶管ポリ管 酸欠の防止規則作業者じゃなくても原理原則知ろう ベルヌーイ損失水頭水撃と赤水漏水凍結破裂2018/02/03
つかほ
6
自分には難しくて飛ばし読みになってしまった。2019/05/20
五島絵梨
3
仕事のための勉強に読みました。80%くらいのページが専門的すぎて読むのが辛かったです。トコトンやさしくは無いですね。何個かあるコラムは面白かったです。2023/11/30
polythenepam_m
3
4 ウォーターハンマーやキャビテーション、損失水頭とかのことを勉強したくて読むが、配管の材質、種類や工法などが多め。トコトンやさしいというくせに素人にはなかなか難しいところもあります。2023/03/03
のぶ
3
浄水場、宅内機器、下水処理といった、水道システムの端点の話はまったく除外して、水を送り届ける管の話だけで一冊の本になるというのは素人目に新鮮な驚きでした。管の種類(予想外に多かった)、製造方法、継ぎ方、配管設計時に必要な理論、メンテナンス、なるほど多岐に渡る知識が必要なのだな。自分の知らない世界の広さを感じ取る一助になりました。ただし、トコトンやさしい、というのは語弊ありです。見開きページの左側半分を図表にした親切なつくりの本ではあるけど、著者の日本語の問題でしょうか、意外と理解しづらい本になってました。2017/12/26