出版社内容情報
錯視研究の第一人者である著者オリジナルの図をふんだんに用いて様々な錯視を紹介、解説する。
内容説明
錯視、すなわち目の錯覚。皆さんも日常で出くわしたこと、自ら味わいにいかれたことがあるでしょう。ただ、見て楽しむのも良いのですが、そのメカニズムを知るとさらに錯視の世界が広がります。人間の知覚の不思議を理解することにもつながるかもしれません。
目次
第1章 こんなところに!日常にある錯視(錯視とポップアート;坂道錯視 ほか)
第2章 明るい?暗い?明暗が作り出す錯視(明るさの恒常性という錯視;グラデーションによる明るさの錯視 ほか)
第3章 形と線が織りなす錯視の世界(渦巻き錯視;傾き、彎曲、膨らみの錯視 ほか)
第4章 動く!消える!点滅する!動きを感じる錯視(蛇の回転;動いて見える錯視に見られる現象「参照枠」 ほか)
著者等紹介
北岡明佳[キタオカアキヨシ]
1961年高知県生まれ。1991年筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。教育学博士。動物心理学を専攻し、ラットとマウスの情動性と穴掘り行動を研究。1991~2001年(財)東京都神経科学総合研究所(現・(公財)東京都医学総合研究所)入所。主事研究員として勤務し、ニホンザルの大脳視覚皮質の電気生理学的研究とヒトの知覚研究を行う。2001年~立命館大学文学部助教授。2006年~立命館大学文学部教授。2016年~立命館大学総合心理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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