出版社内容情報
大学数学のそれぞれの目的や便利さを紹介し、数学を道具として使うコツを教える本。
内容説明
分からないままだともったいない!大学数学の便利さを実感するための「副読本」。
目次
第1章 ベクトル解析―ベクトル解析を使って設計課題を解決しよう(なぜ草太は上司に叱られたのか?;スライダはなぜ動かなかったか ほか)
第2章 微分と積分―微分は割算、積分は足し算(草太が、またやってきよった;仕事 ほか)
第3章 解析学と流体力学(草太再々登場;ラグランジェ的見方とオイラー的見方 ほか)
第4章 フーリエ級数展開とフーリエ変換と変換とラプラス変換―数学を「制御設計」に利用しよう(草太再来;虚数と複素数(便利だから使われる複素数) ほか)
第5章 微分方程式と固有値―接線をつないで微分方程式を解こう(1階の微分方程式;2階の微分方程式 ほか)
著者等紹介
岩淵正幸[イワブチマサユキ]
岩淵技術士事務所所長。S54年東京大学大学院修士課程を修了した後、日本セメント(現太平洋セメント)、川崎重工業、事務処理機器メーカーを経て、岩淵技術士事務所を設立。川崎重工では、油圧制御システム設計、旧石油公団(現石油天然ガス・金属鉱物資源機構)委託研究による圧力波通信システムの開発研究、対戦車用ミサイル操舵装置の開発に従事。現在、企業のコンサルティング業務の傍ら、同志社大学理工学部、龍谷大学理工学部、大阪府立大学工業高等専門などで非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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