出版社内容情報
庶民的でポップな日本のかわいい縁起物、福を呼ぶ『招き猫』。日本全国の家や商店、飲食店の玄関でリズミカルに揺れる姿はおなじみだが、どうやってこの『招き猫』は誕生したのか? 本書ではそのいきさつに迫ると同時に、個性あふれるさまざまな招き猫の姿を紹介。国内流通のじつに8割を占める誰もが良く知る『常滑』の招き猫や、アニメなどで人気の『猫キャラ』が招き猫に模したものなど、多種多様な招き猫がこの一冊で楽しめます。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
83
庶民的でかわいい縁起物、招き猫の発祥には諸説あるようです。この本にもいくつか紹介されていますが、私は先日訪れた豪徳寺と井伊直孝のエピソードが好きです。彦根がお国元の井伊家が関係していることから、ひこにゃんの誕生にも一役かったなんて素敵でしょ。日本各地の個性あふれる招き猫が紹介されています。瀬戸・常滑・九谷など焼き物の産地別、紙・木・金属などの素材別、黒・白・赤などの色別、はてはデザイナーブランドやキャラクターものまで、多種多様な招き猫がこの一冊で楽しめます。招き猫を模った本の形もキュートです。2019/02/05
Kouro-hou
25
招き猫写真集。この本の書影の白い部分はくり抜いてあるという招き猫型本。ハードカバーで自立するので、読了後は招き猫として飾れる優れモノ。内容は招き猫の由来(複数)や産地別の特徴、右手上げ、左手上げ、持ってる小判や玉の縁起物、カラーなどのコラムとその特徴の招き猫の写真のセットで語られている。海外の招き猫博物館の収蔵品の写真なので輸出仕様品も有り。サンリオの有名猫、夏目の方のニャンコ先生、カリン様っぽいのも。万歳両手上げ、通常より高く腕を上げるハイタイプ、後ろ足まで上げてるのはさすがに欲張りで降参ではないのか。2019/02/22
miaou_u
8
この狡い招き猫ビジュアルに、手が伸びないはずがない☆ 普段は通り過ぎる陶芸コーナーに何故か足が向き、ぱっと目を上げると、この子がディスプレイに鎮座して私を手招いておりました。はい、考えるまでもなく、速攻レジへ。ฅ(*°ω°*ฅ) 招き猫伝説から日本津々浦々の招き猫紹介が、フルカラーのポップなレイアウトとリズミカルな文章で展開されており、招き猫に関するへぇー!がいっぱい☆彡. 読友さまが新年のつぶやきでアップなさっていた豪徳寺の白猫のお話が好き。次回、東京へ行く機会があれば、ぜひ訪れたいです♪̊̈♪̆̈2019/01/08
kerosan
0
昔、町の陶器屋さんで、100円の陶器の招き猫の貯金箱が売っていて、何個買ったかわからないくらい買って、いろんな人にプレゼントしてました。この本で、自分の住んでいるところは産地だったんだと知って、なんでよく売っていたのか、ちょっと納得しました。チベットに旅行に行った時、飲食店の窓辺に、大きな招き猫があって、どうしてここに、大きな招き猫があるのかを聞けなかったことが心残り😅2024/02/03
食パンの耳
0
2018年 842018/12/14
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