内容説明
人に「伝える」だけでなく、説得し、人を「動かす」レトリックのパターンを文例で紹介。論文・提案書・仕様書からクレーム文章・eメールまで、エンジニア必携の書。コミュニケーション技術としての英語を学ぶ。
目次
序章 テクニカル・ライティングはなぜ必要か
第1章 テクニカル・ライティング上達のためのキーポイント
第2章 読みやすく頭に入るパラグラフを構成しよう
第3章 技術文書で相手を動かす「書くレトリック」の基本
第4章 技術文書での数字・単位の書き方の鉄則
第5章 論文・レポートの書き方実例
第6章 提案書・仕様書の書き方実例
第7章 Eメールとクレームの書き方実例
著者等紹介
片岡英樹[カタオカヒデキ]
岡山大学医学部非常勤講師、国際技術コミュニケーション教育研究所代表、豊田工業大学元非常勤講師(英語テクニカルライティング)。国立大学工学部卒業後、複数の大手ハイテク企業において、半導体デバイスの開発設計製造、海外商品企画、貿易(輸出入実務)、海外駐在、海外生産、国際財務・法務(連結決算業務)、英文特許業務および海外現地法人のManaging Directorとして国際ビジネスに従事。この間ミシガン大学に派遣されテクニカルライティングコース修了後、グローバル人材養成プログラムの責任者として、各種英語グローバル研修プログラムの企画および講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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壱萬参仟縁
30
レトリック=説得の意義 → 単なるLogicではない(115頁)で、rhetoric is essential to engineering/ the words persuasion and audience などが太字である。書き手の9つの誤った思い込みは役立ちそう(J.C.Mathes, others, 1991)。1.レポートの送り手の読み手が本当の意志決定者と思い込むのは誤り。2.読み手はその分野での専門家と思い込むのは誤り。3.レポートは、有限の、短い期間での使用であると思い込むのは誤り。 2018/01/11
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