内容説明
エミッション(EMI)とイミュニティ(EMS)の両方を満たすEMC(電磁環境適合性)技術全般について解説し、ノイズ対策(ノイズの発生を少なくする技術、ノイズの影響を少なく受ける技術)の重要性とその考え方を具体的にわかりやすく紹介しています。
目次
第1章 EMCは波の世界である(波源、波の伝わり方、波の影響)
第2章 ノイズ対策の重要性とその考え方
第3章 たった三つの電磁気現象からEMCを考える
第4章 電流の流れに抵抗するインダクタと電流を容易に流すキャパシタ
第5章 波を送る伝送路のノイズ対策
第6章 コモンモードノイズ源とケーブルのノイズ対策
第7章 電子部品、実装、プリント基板レイアウト
第8章 電子機器をアンテナモデルで考える
第9章 金属と電波吸収体のシールドメカニズム、シールド性能
第10章 ノイズの影響を受けないようにするには
著者等紹介
鈴木茂夫[スズキシゲオ]
1976年東京理科大学工学部電気工学科卒業。フジノン(株)を経て(有)イーエスティー代表取締役。技術士(電気電子/総合技術監理部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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PenguinTrainer
3
電気回路におけるノイズとは何か、それらノイズがどのように伝播し、悪さをするか、それらを低減するにはどうすればよいかが書かれている本。 高校物理では、交流回路についてあまり細かく勉強をしていなかったが、コンデンサによる特性インピーダンスや信号の伝達速度が現実問題ではどの程度ノイズにさらされているのかを定量的に測る方法を学ぶことができた。2022/10/08
M_Study
2
トコトンやさしい?のかな。電磁の知識が乏しい自分には難しすぎた。出直します。2019/05/29
Xinxi
1
易しくなかった2020/08/31
PDCAサイクル
1
ノイズの対策の考え方を書いた読み物です.ノイズ対策をしたい人にはすぐには役に立たないでしょう.数式はほとんどないけれど,図とともに理論的なことがいろいろ書いてあるので勉強にはなると思います.2016/10/22
Yasuko Watanabe
0
★22017/12/18
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- 和書
- おふくさん