内容説明
低収益から脱却する確かな「指標」。まったく新しい視点からのＳＣＭ論。
目次
第１章 低利益にあえぐ日本製造業とその理由
第２章 新しい資源効率評価の方法：『面積原価』
第３章 『面積原価』を導入すると何が変わるか？
第４章 『面積原価管理』導入の進め方
第５章 『面積原価管理』を実現する情報システム
第６章 種々のビジネスモデル形態への適用
著者等紹介
小山太一［コヤマタイチ］
１９５３年生まれ、福岡県出身。九州大学工学部修士課程修了。日本アイ・ビー・エムにて、製造業ＳＥ、製造業向け生産管理パッケージの導入コンサル・ＰＭ、製造業コンサルタント・マネージャーを経て、２０１３年に経営コンサルタントとして独立（コヒーレント・コンサルティング代表）。１９９６年に中小企業診断士登録。製造業のＳＣＭを中心に多数のコンサルティング経験（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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フレイム
6
本書の意義は、リードタイムの短縮が製造原価にどのように作用するかを豊富な図解で「見える化」していること、そして「面積原価率利益率」という指標を用いることを提案している点である。 P/Lや製造原価報告書に反映されるまで統一的な改善の指標が無い中小製造業にとっては有益なものと思われる。 内容は少し難しい。大規模なシステム構築を前提としない中小企業こそ利用してほしいという趣旨だが、実際に仕組みを導入・運用するには、軌道に乗るまでは専門家のサポートが必要だろう。2020/02/23
