内容説明
不良削減、時短と柔軟性確保、効率向上、の3つを同時に進めるTPI(総合的生産革新)のススメ。
目次
1 総合的生産革新=TPIの必要性(モノづくりの価値を再認識しておく;これまでのモノづくりに見られる問題点;モノづくりの問題を解決する総合的生産革新活動;TPIにおける特徴的な考え方)
2 TPIの戦術(1/2) 目に見える形の改革(目に見える形の改革とは?;動作階級と垂直方向の改善;各種の“間締め”;定めた流れとタクトで1個ずつ作る“整流化と同期化”;長いタクトの“小さいセル形態”へ;自立管理のために見通しの良い“U字型セル化”;個別のセル作業台と立ち作業;4種類の“見える化”;機械主体の生産現場でも同じ取り組みを)
3 TPIの戦術(2/2) 製造管理面の改革(基準タクトとプル方式;確かな部品支給システム;セル管理版の上で自立管理を実践;ヤル気にさせる活性化!;多能工化と技能階級制度;先が読めない変化への柳腰を!;基礎である5Mと6Sの整備;TPIの金字塔(Pyramid))
4 TPIの有効的な拡大(4つのフェーズで展開するTPI;4つの源流に遡るTPI;企業としてのゴールデン・トライアングル(Golden Triangle)
スムーズに作るサプライチェーン管理の実践
工場の全体的レイアウトプランニングを改革)
5 TPIを成功させる進め方(現場は分かりやすい物差しでKPI管理せよ;4源流に展開する場合の指標;TPIプロジェクト運営上のノウハウ;TPI業務の進捗をも“見える化”する;内部の競争以外に協調をどうする?)
著者等紹介
早川雄之助[ハヤカワユウノスケ]
1946年11月12日東京生まれ。現職:早川生産革新有限公司(台湾)総経理。1970年3月武蔵工業大学工学部経営工学科卒業。1970年4月大福機工(株式会社)(現:(株式会社)ダイフク)入社。1973年11月ソニー(株式会社)入社。2005年7月(台湾)財団法人資訊工業策進会資訊市場中心顧問就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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