内容説明
トップコンサルタントがノウハウを直伝!バランス・スコアカードを極める一冊。
目次
守(基本)の部 戦略マップ/BSC理論の基本を押さえる(BSCの定義と目的を押さえる;戦略マップ/BSCで戦略を見える化しマネジメントする;戦略マップの原則を修得する ほか)
破(実践)の部 戦略マップ/BSCを活用し戦略マネジメントを回す(戦略マップ/BSCの段階的導入;「1・戦略の策定」ステップの落とし穴と留意点;「2・戦略の記述(その1:戦略マップの作成)」ステップの落とし穴と留意点 ほか)
離(応用)の部 戦略マップ/BSCの理論とフレームワークを様々な局面で活用する(四つの視点にメスを入れる;戦略とマネジメントの整理棚として積極的に活用する;統合マネジメント・システムを構築する ほか)
著者等紹介
松原恭司郎[マツバラキョウシロウ]
キュー・エム・コンサルティング有限会社取締役社長。公認会計士、情報処理システム監査技術者。現在、中央大学専門職大学院(国際会計研究科)特任教授、東北福祉大学(総合マネジメント学部)兼任講師を務める。国際会計事務所系コンサルティング会社などを経て1992年に独立。バランス・スコアカードを活用した戦略マネジメントと、戦術マネジメントとしてのS&OPプロセスを二本柱と位置づけ講演、研修、アセスメント、コンサルティングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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koh
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BSCの基本〜筆者流の応用の仕方について書かれており、とても分かりやすい。BSCのエッセンスを知るための入門書としては良いと思う。2016/10/22
mtsuka
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そもそもBSCとは何ぞやというレベルの人は、言葉の定義や実例から見たいところだが、その辺は心もとない。カードというからには、何かテンプレートのようなものがあって穴埋め式に出来るのかと思えば、そういうものもなく・・・ しかし実はもっと深い。ビジョンや経営戦略を、財務/顧客/業務/学習と成長 という4つの視点で分解し、因果関係を明確化すると共に、測定可能なKPIを設定する・・・面白そうな領域だが、まずは他の入門書を買ってもう少し基本を理解したい。2015/09/13
arith
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気合で読了。BSCを始めて学ぶ人間から見ると、冒頭でBSCのサンプルを載せてざっくり解説してくれるといいのに! と強く思いました。最期までBSCの現物、というか運用されている姿がぴんと来なかったのが残念。でも、BSC解説本としてはどうやら国内ではずば抜けているようです。ううむ。2010/10/17