出版社内容情報
目黒の茶店主人が首を吊った。腕利きの岡っ引きに助けられた事件はさらなる事件を呼び込んで――。松平定信がカギを握る真相とは?
茶店の主人が首を吊った。南町奉行・根岸肥前守は事件のカギが目黒にありと察知、家臣である宮尾玄四郎を派遣する。不動尊の参詣客でにぎわう町で遭遇する怪事件。優れた耳を持つ岡っ引き・音無の六蔵と、松平定信が普請を命じた屋敷の謎。そして大悪党・暁星衛右門の正体とは――。舞台は大坂にも広がり、ますます展開が加速! 根岸肥前守の名推理と恋模様が絡み合う人気シリーズ第19弾!
内容説明
茶店の主人が首を吊った。南町奉行・根岸肥前守は事件のカギは目黒にありと察知、家臣である宮尾玄四郎を派遣する。不動尊の参詣客でにぎわう町で遭遇する怪事件。優れた耳を持つ岡っ引き・音無の六蔵と、松平定信が建てる屋敷の謎。そして大悪党・暁星右衛門の正体とは―。名推理と恋模様が絡み合う人気シリーズ第19弾!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞。15年に「耳袋秘帖」シリーズで、第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
29
さくさくと♪今作は、恋話も進まず、淀屋の謎も、暁の正体も進まず…。停滞してて残念。次が既刊の最後だが、どこまで進むかな?2016/08/31
Tadashi Tanohata
23
お約束通り、またお伺い致しました。今回は手下の坂巻様が我が大阪にご出張とのこと、お知らせいただければお迎えに上がりましたのに。所縁の心斎橋や信太のお話をありがとうございました。また、艶っぽいお話もありがとうございました。今回もしっかりとご活躍と江戸を堪能しました。2019/08/15
たち
21
暁星右衛門の正体は未だにわからず、登場人物の皆さんもじりじりとしていますが、読んでいるこちらが一番イライラしています。長いですね~。「横恋慕」と「横連棒」には笑えましたが・・・。2016/09/05
Hugo Grove
17
恋に落ちた松平定信がいい。いい味だしてる。2018/01/31
Richard Thornburg
14
感想:★★ シリーズ第19弾! いやぁ~ 引っ張りますね~ ちょっと退屈してしまいました(^ ^; 坂巻サンは大坂にまで出張っているのに、特に事件の進展なし。 前巻で盛り上がっていた恋模様に関しても進展なし。 淀屋は?暁星右衛門は??? 確かに大きな事件っぽい感じがするので小出しにしたい気持ちもわからなくはないですが、やはり冗長さは否めませんね。 次巻へ期待します…2017/03/13