内容説明
電機・自動車など日本の主要産業は、輸入頼りのレアメタルが支えている。
目次
1 日本の産業を支える“希少金属”が、今、危ない!(レアメタルは、150兆円産業の根底を支える希少資源なのだ;高値を続けるレアメタル、供給国の思惑一つで価格がかわる;不足気味のレアメタルを外交カードに使い始めた資源供給国 ほか)
2 探鉱開発、備蓄、代替、リサイクル。求められるレアメタル戦略(埋蔵量枯渇の危機にあるレアメタルもあり、備蓄や代替などの戦略が必要;レアメタルの発見から生産までは、短くても10年程度はかかってしまう;性質が似通う希土類元素は「分離の歴史」であり、これからが期待される元素 ほか)
3 現代産業の根底を支え、需要が伸びるレアメタルのいろいろ(光触媒効果があるニオブ、原子炉にも使われる硬く、高融点のホウ素;サビにくく、熱膨張率が非常に小さく、国家備蓄元素とされるニッケル;半分以上が航空機分野に使用されるチタンだが、活用は多岐にわたる ほか)
著者等紹介
山口英一[ヤマグチエイイチ]
1929年生まれ。慶應大学卒、法務省を経て日立テクノロジーに入社、キドカラー並びに希土類セラミックの研究開発に従事。この他、自動車用ラジエーターフィン材の研究開発、自動車用粉末冶金の研究開発、原子炉の制御棒の研究開発などに従事。その後、日鉱金属商事を経て、現在、アイキョー・インターナショナル・コンサルティング代表。国際生産工学アカデミーと国際地方開発アカデミーのロシア正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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