内容説明
機能めっきは先端技術を支える優れた表面改質技術です。金めっきは、電子部品の接触抵抗を小さくし、電気伝導性をよくするためにパソコンや携帯電話などに不可欠です。また、工業用クロムめっきは、耐摩耗性をよくし、潤滑性を向上させるために多くの機械部品に用いられています。
目次
第1章 電気・電子機器に活用されているめっき
第2章 機械部品に活用されているめっき
第3章 ちょっと変わった機能がほしい
第4章 機能めっきのための前処理
第5章 機能めっきのための無電解めっき
第6章 機能めっきのための複合めっき
第7章 これからのめっきの世界
著者等紹介
榎本英彦[エノモトヒデヒコ]
1965年3月和歌山大学学芸学部卒業。1965年4月大阪市立工業研究所無機化学課金属表面処理研究室研究員勤務。1996年4月同研究所無機化学課長、2002年3月大阪市立工業研究所退職。2002年4月有限会社ファイブイー研究所設立(現在、株式会社ファイブイー研究所に改組)、所長として現在に至る。工学博士(大阪府立大学)1982年7月に取得。めっきの現場に精通し、技術指導・経営相談などコンサルタントとして全国各地の企業を駆け回る。めっきに関する研究に従事。表面技術協会理事、監事、関西支部長を歴任。現在、電気鍍金研究会会長
松村宗順[マツムラソウジュン]
1972年3月甲南大学大学院自然科学研究科修了。1972年4月上村工業株式会社中央研究所勤務、1975年6月ベルリン工科大学冶金金属学研究所客員研究員公費留学、2001年6月奥野製薬工業株式会社企画開発室に移籍。2004年6月中国・清華大学大学院材料科学科博士課程修了、工学博士(中国国家一級表面処理博士)。めっき製品の研究開発商品化に従事、特に複合めっき製品ならびに技術の普及を日本で最初に手掛ける。2008年11月Who’s Who in the World 2009に掲載。山口県技術開発指導員を歴任。現在、兵庫県技術開発指導員、中小企業基盤整備機構ジョイントコーディネーター、表面技術協会評議員、表面技術協会関西支部副支部長・常任幹事、電気化学会関西支部幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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