目次
第1章 いろいろな型と金型について
第2章 金型ってどういうもの?
第3章 金型の種類と特徴
第4章 金型の製作工程
第5章 金型設計
第6章 金型部品の加工
第7章 金型の仕上げと組立、その他
著者等紹介
吉田弘美[ヨシダヒロミ]
1939年東京生まれ。1966年工学院大学機械工学科卒業。1959年松原工業株式会社入社。品質管理、金型設計生産管理、生産技術などの職務を歴任。同社を退職後、株式会社アマダを経て、1979年に吉田技術士研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
54
「23鯛焼きとプラスチック成形型」のように,金型を直接仕事で作らない人用の解説書。または金型を使ったり、作ったり、CADを使ったり、作ったりする人が、金型ってなんぞという自習のための書籍。実際に仕事で教育を受ける前の助走。技術士による技術解説。2013/09/12
まる@珈琲読書
5
★★★★★ ■金型とは何かから種類、設計、加工、仕上げ、納品まで分かりやすく書かれており、素人でも何となくイメージを把握できます。まさに社会生活を支えている技術の一つということが分かります。設計や加工、測定のコンピューター化が進んでいますが、少し前は、人手により行っていたと考えると、二次元図面からミクロン単位での加工はまさに職人技と感嘆します。 ■金型にはダイ(クッキー)とモールド(鯛焼き)がある。ダイ:プレス(抜、曲、成形、絞、圧縮)、鍛造、板金。モールド:樹脂、ダイカスト、ガラス、ゴム、粉末、MIM。2019/05/11
yuhki1216
2
もう少し細かいところもまで記述がほしかったです。2008/10/01
Takahiro
1
金型の基礎について学べた。表舞台には出てこない金型だが、私たちの生活がいかに金型に支えられているかを感じた。2019/11/09
よしどん
1
今までやってきた仕事である程度はわかっているつもりでいたけれども、このような入門書でも知らないことが出てくる。少ないページ数に金型加工まで網羅していて、金型全般を短時間で把握するのに役に立つと思った。P.94で著者が「...生まれつき不器用で気が短く...」と謙遜されているところが、なんだか心に残った。いくら新しい機械やコンピューターがあっても金型を作るのは不器用ではできないと思う。2015/10/08