目次
第1章 利益は国境で生み出される(国家主権が経済を発展させた;外資政策の作り方 ほか)
第2章 タイが「東洋のデトロイト」と名乗るまで―国家はどのように利益を獲得していくか(タイの歴史と外資導入戦略;第一期―自動車の国内生産開始(一九六〇年~七〇年) ほか)
第3章 国家の成立―国家がビジネスに乗り出す(ハンザ同盟の衰退…国家の台頭と自由通商の黄昏;香料争奪戦―強国が儲ける時代へ ほか)
第4章 国境の功罪(歴史を引きずる;「政府の失敗」防止が難しい ほか)
著者等紹介
高野仁[タカノヒトシ]
1939年、静岡県に生まれる。’63年、上智大学経済学部卒業。同年から’99年までジェトロ(現、日本貿易振興機構)に勤務し海外経済調査、国際企業活動支援、日本経済の海外PRなどを行う。この間、米豪に10年駐在。また米コネチカット州政府に2年出向。ビジネスサポートセンター所長兼FAZ総合支援センター所長。上智大学、経団連、イスタンブール商工会議所などで講義講演。現在、ジェトロ市場開拓部海外投資アドバイザー。城西大学経済学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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