目次
第1章 まずはここから設計を変えよう
第2章 数値の意味を知ろう
第3章 メカニズムの要素設計を成功と失敗の事例で見直そう
第4章 知恵を絞って測定法を考え出そう
第5章 加工法に雑学を加えよう
第6章 図面についての雑学で得をしよう
第7章 補助的材料の性質を実感しよう
第8章 長年の知恵による問題解決法で技術力を付けよう
第9章 生産ラインに関心を持とう
第10章 設計者サイドの特許出願を知ろう
著者等紹介
和田肇[ワダハジメ]
1946年岡山生まれ。1969年岡山大学工学部機械工学科卒業。1969年三洋電機(株)入社。鳥取三洋電機配属。2002年早期退社。2003年鳥取大学大学院工学研究科入学。実学を重視、現実的なプレス用高強度鋼板の加工が研究のテーマ。また、大学の図書館などを活用し、現役時代に集積した技術関係データを整理。2006年工学博士。国内はもちろん、アメリカ、ヨーロッパ、中国などでの技術者としての経験と、経験から得た知恵の伝承を目的にメルマガを発行。ホームページで今も意見交換を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kondou nobuhiro
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内容は、家電製品の組み込み機構の設計者が経験したトラブル集、といった感じ。同様の仕事をしている人(とくに経験が浅い人)には非常に役に立つと思う。 機械設計に関する書籍は多いが、次の点であまり満足できるものは無かった。 * 工作機械などの大型機械に関するものが主で、家電製品に組み込まれるような機構に関する書籍が少ない。ソフトウエアでも、パソコンのプログラムと組み込みプログラムがあるのと同様に、機構設計でも、機械設計と組み込み機構は別の制約があり、ノウハウが必要になる。具体的には、コスト、サイズ、精度、加工方2006/11/06