内容説明
きわめて閉鎖的な事業環境下に置かれてきた日本のエネルギー産業。だが、「規制緩和」「グローバル化」「技術革新」により、今、生き残りをかけた本格的な市場競争のなかに投げ込まれようとしている。そして、そこにはこれまでの常識では考えられなかった新しいビジネス・モデルが生まれている。押し寄せる市場開放の波、生まれる新ビジネス。
目次
第1章 ほんとうの競争力が求められる時代
第2章 エネルギー市場競争の激化と融合(進む規制緩和;新たな制約―地球環境問題)
第3章 国内市場と国際市場の融合(市場メカニズムを通したエネルギー安全保障の追求;自主開発から国際協調)
第4章 技術革新(天然ガスの利用;天然ガス液体燃料化(GTL) ほか)
第5章 新しいエネルギー・ビジネス・モデル(エネルギー事業の統合化;アセット・ビジネス ほか)
著者等紹介
石黒正康[イシグロマサヤス]
1950年生まれ。1973年名古屋工業大学工学部工業化学科卒業。1975年東京工業大学工学部化学工学専攻科修士課程修了。同年オルガノ株式会社に入社、化学プラントのプロセス設計に従事。1980年株式会社野村総合研究所に入社、エネルギー分野の調査研究に従事。1993~94年に世界銀行国際経済局に勤務した後、1995年に野村総合研究所に復職。現在、事業戦略コンサルティング部上級コンサルタント
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