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出版社内容情報
光触媒(2酸化チタン)は大気や水質の浄化から脱臭に至るまで環境関連への活用が期待されており,基本的解説から始めて問題点の指摘から将来構想,ハイブリッド化技術や応用開発の事例などをコンパクトにまとめている.
内容説明
光触媒はこれからの地球環境改善の中心的な担い手であるが、ビジネス化はこれからといってよい。本書は、応用開発、事業化に焦点を置いて執筆されている。光触媒単独だけでなく、それに関する機能材料、特にトルマリン、蓄光顔料等についても記述した。中小企業的ベンチャーの開発事例についても触れている。
目次
第1章 光触媒技術の可能性
第2章 光触媒ビジネスの背景
第3章 光触媒の原理と用途
第4章 ハイブリッド化の技術―二酸化チタンの担持とそれに適する機能材料
第5章 光触媒技術の問題点
第6章 二酸化チタンの固定化技術
第7章 応用開発の事例
第8章 未来構想
著者等紹介
秋山司郎[アキヤマシロウ]
1923年7月9日生、香川県出身。1953年立命館大学理工学部化学科卒業。1955年立命館大学経済学部経営学科卒業。1964年積水化学(株)東京工場長。1969年同社住宅事業本部開発部長。1979年大河内賞受賞(ユニット住宅の開発)。19779年近畿発明奨励賞受賞。1980年積水樹脂(株)専務取締役。現在、(株)ラド企画代表取締役社長、技術士(No.2207)、エビスヤ工業(株)顧問(事務用機器関係)、(株)アイオイ・システム取締役(電子部材関係)
垰田博史[タオダヒロシ]
1952年2月25日生、島根県出身。1977年京都大学工学部合成化学科卒業。1977年名古屋工業技術試験所入所。1981年科学技術庁より注目発明に選定。1987年名古屋大学から工学博士の学位授与。1989年~1990年ローザンヌ・スイス連邦工科大学客員研究員。1993年~現職。1996年科学技術庁より注目発明に選定。2000年科学技術長官賞受賞、科学技術庁より注目発明に選定。現在、通商産業省工業技術院名古屋工業技術研究所融合材料部環境技術研究室長。工学博士。専門はエネルギー・環境工学。光触媒製品技術協議会会長。光触媒応用技術研究会委員長
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