内容説明
現段階では難削材は加工データも少なく、加工技術が未確立なものが多い。また、加工に際しても仕上面あらさや表面品位などに種々な要求が課せられることになる。本書では実用的な知識に重点を置き、表現もできるだけやさしくした。企業の中堅技術者の方々、各種研究機関や研究所の方々、大学や大学院の学生諸君のみならず、企業の新入社員や高専の学生の皆様にも役立てていただけるものと考えている。
目次
1 難削材の特性と加工上の問題点
2 難削材加工用の工具材料およびその特性(セラミック工具;コーテッド工具;CBN工具;ダイヤモンド工具)
3 工具刃先が直面する環境と工具損傷の原因
4 各種新素材・難削材の被削性と切削加工例(焼入鋼;セラミック;ステンレス鋼;高マンガン鋼;超耐熱合金;チタン合金;焼結鋼;繊維強化プラスチック)


 
               
              


