電気エネルギーシステム工学

雨谷 昭弘/金子 和博/辻本 寛【著】

日刊工業新聞社（1988/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 245,／高さ 22X16cm
• 商品コード 9784526023422
• NDC分類 543

出版社内容情報

電気エネルギーシステム全体について相互の関連を考慮しながら，その基本となる発生のメカニズムから輸送，配電，システムの制御まで教科書的に解説．◆項目　電気エネルギー変換　電気エネルギー輸送システム　電力システム解析　電力システムの制御

内容説明

電気エネルギーの供給は電気エネルギー（電力）の発生（発電）、輸送（送電）、配分（配電）およびそれらの制御からなり、これらに関する設備は巨大な有機的結合体としての電気エネルギーシステム（電力系統）を構成する。本書ではこの電気エネルギーシステム全体の関係を考慮しながら、その基本となる電気エネルギーの発生、輸送および配分、電気エネルギーシステムの制御、さらにそれらに関する各種現象および制御法の解析について説明しようとするものである。

目次

１．　電気エネルギー変換（エネルギー変換技術の概要；水力発電；火力発電；原子力発電；新しいエネルギー変換技術）
２．　電気エネルギー輸送システム（電気エネルギー輸送方式；送電特性；架空送電線；地中送電線；線路定数；異常現象とその対策；直流送電；配電システム）
３．　電力システムの解析（故障解析；サージ解析；電力潮流計算；高調波計算；系統の安定度）
４．　電力システムの制御（無効電力と電圧制御；有効電力と周波数制御；変電所；電力システムの信頼性；信頼度制御と系統復旧）