内容説明
研修医やこれから内視鏡を始めようとする医師を対象とした上部消化管内視鏡の入門書。スコープの基本構造、経口および経鼻内視鏡の挿入法、見落としなく観察するための撮影順序など、内視鏡を行う上で知っておくべき基礎知識や手技のコツをコンパクトにまとめた。病変を認めた際、内視鏡所見より鑑別診断を進める手順、生検採取のコツ、病理学的見地から見た生検診断の意義とピットフォールなどについて詳細に記述している。
目次
1 上部消化管内視鏡検査の目的と適応
2 スコープの基本構造と種類
3 スコープ挿入の基本とコツ
4 見落としのない上部消化管内視鏡撮影法(手順・順序)
5 鑑別診断の進め方
6 生検組織診断
7 偶発症とその対策
8 内視鏡室における感染管理の基本知識
9 上部消化管内視鏡で用いる薬物の知識
著者等紹介
赤松泰次[アカマツタイジ]
長野県立病院機構長野県立須坂病院内視鏡センターセンター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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