今日の病態栄養療法

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  • サイズ A5判/ページ数 372p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784524235148
  • NDC分類 498.58
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 病態栄養療法に必要な<疾患の解説><治療の原則><栄養病態の特徴><栄養評価の特徴><栄養療法><栄養指導,献立作成のポイント><食物と薬剤の相互作用><摂ってはいけない食品とその根拠>の知識を疾患ごとにまとめ,調べたいことがすぐわかる.医師と管理栄養士の連携プレーで解説し,医療チームで使える.学生さんのテキストにもおすすめ.    

《目次》
【主要目次】
第1章 栄養の評価と治療
 1.栄養のスクリーニングと評価の方法
  1.食事調査
  2.身体計測
  3.血液生化学検査法
  4.免疫能検査法
  5.栄養評価の基準
 2.栄養素の必要量の決定
  1.エネルギー
  2.タンパク質,脂質,炭水化物(糖質)
  3.水,ミネラル
  4.ビタミン,微量元素
 3.栄養管理法
  1.妊産婦の栄養
  2.新生児
  3.乳幼児と小児
  4.高齢者
  5.癌末期
  6.手術前後
  
第2章 栄養補給法
 1.治療食,献立のあり方
 2.静脈栄養法
 3.経腸栄養法
 4.経皮内視鏡的胃瘻造設(PEG)
 
第3章 栄養指導法
 1.栄養・食事指導の方法と技術
 2.カルテの見方,書き方
 3.栄養指導のカウンセリング
 4.栄養状態の把握法
 
第4章 各疾患時の栄養療法
 1.消化器疾患
  A.消化管疾患
  B.肝疾患
  C.胆嚢疾患
  D.膵疾患
 2.循環器疾患
  高血圧
  虚血性心疾患
  うっ血性心不全
  動脈硬化症
 3.腎疾患
  腎炎
  ネフローゼ症候群
  腎不全
  透析
  糖尿病性腎症
 4.代謝・栄養疾患
  先天性代謝異常症
  糖尿病
  高脂血症
  肥満
  やせ
  痛風(高尿酸血症)
  骨粗鬆症
 5.内分泌疾患
  甲状腺疾患
  クッシング症候群
 6.呼吸器疾患
  肺炎
  肺結核
  慢性閉塞性肺疾患
  気管支喘息
  睡眠時無呼吸症候群
 7.血液疾患
  鉄欠乏性貧血
  巨赤芽球性貧血
  造血幹細胞移植
 8.アレルギー・免疫疾患
  食物アレルギー
  関節リウマチ
  全身性エリテマトーデス
  アトピー性皮膚炎
 9.精神・脳神経疾患
  摂食障害
  うつ病
  脳血管障害
  
付録
  1.代表的な輸液剤と経腸栄養剤の一覧
  2.保健機能食品とその活用
  3.栄養素を計算するのに参考になる式
  4.栄養療法に役立つ表
  5.栄養療法に必要なカルテの略語集・用語集

内容説明

本書は、栄養治療に必要な知識、特に栄養治療が有効と考えられる疾患を理解し、その治療法の解説とともに栄養指導も学べるものである。各論では、項目ごとに医学的な内容、たとえば疾患の解説、治療の原則、栄養病態の特徴、栄養評価の注意点、栄養療法などについては医師が簡潔に記述し、また栄養学的な内容、すなわち栄養指導、献立作成のポイント、食物と薬物の相互作用、摂ってはいけない食品とその根拠などについては管理栄養士が執筆するというユニークな形式を採用した。これだけ多くの疾病について包括的に栄養をとらえた書物はこれまでになかった。実践的な内容が盛り込まれているために、知りたいことが短時間で調べられるようになっている。それだけに、管理栄養士のみならず医師や看護師など多くの医療スタッフの必修の書として日常診療で大いに活用できる。

目次

第1章 栄養の評価と治療(栄養のスクリーニングと評価の方法;栄養素の必要量の決定 ほか)
第2章 栄養補給法(治療食、献立のあり方;静脈栄養法 ほか)
第3章 栄養指導法(栄養・食事指導の方法と技術;カルテの見方、書き方 ほか)
第4章 各疾患時の栄養療法(消化器疾患;循環器疾患 ほか)

著者等紹介

渡辺明治[ワタナベアキハル]
富山医科薬科大学第三内科教授

福井富穂[フクイトミホ]
滋賀県立大学人間文化学部生活文化学科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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