出版社内容情報
《内容》 心・大血管のMRIは、CTと比較して同一の検査体位で、横断、矢状、冠状断層像の撮影ができ、軟部組織間のコントラスト分解能がよいなどの利点がある。基礎編ではMRIの診断法をはじめ、理論や施行上の留意点を詳しく説明。臨床編では豊富な症例を基に、循環器各疾患の概要、検査の特徴、診断の進め方などを解説。MRSの最新の進歩の概念を提示。
目次
磁気共鳴画像診断法(MRI)(NMR診断法;原理、装置、臨床応用;心・大血管系におけるMRI施行上の留意点;心・大血管の検査法と正常像;冠動脈疾患;心筋疾患;弁膜疾患;先天性疾患;心臓腫瘍;心膜疾患;大動脈疾患;肺血管、大静脈、末梢血管の疾患;心筋性状;心機能;血流と血栓)
NMRスペクトル法(MRS)(NMRスペクトロスコピー;燐磁気共鳴法〈P‐MRS〉;水素磁気共鳴法〈H‐MRS〉;炭素磁気共鳴法〈13C‐MRS〉;イオンに対する核磁気共鳴法;フッ素磁気共鳴法〈F‐MRS〉;化学シフト・イメージング)