出版社内容情報
《内容》 免疫学の基礎から複雑な分子レベルの免疫反応までを,2色の図を多用し,わかりやすく解説した入門書.今改訂では,サイトカインやケモカインに関する新知見を盛り込んだ.また,免疫が関わる疾病についても最新データに基づいて見直しを行った.コメディカル学生はもちろん,医薬学の学生にも,免疫学の最新の理念と知識を系統的かつビジュアルに学べるテキスト. 《目次》 【主要目次】I.基礎編 1.免疫系のしくみ 2.分子からみた免疫系 3.免疫系のダイナミズム 4.医学のなかの免疫学II.展開編 5.免疫による疾病:アレルギー 6.自己免疫による疾病 7.感染に対する免疫 8.免疫の障害:免疫不全症 9.個体の識別と移植 10.がんと免疫 11.血液・免疫細胞の腫瘍 12.免疫系の調節 13.免疫系の検査法と診断 付 表
内容説明
本書の内容は1~4章の基礎編と5~13章の展開編に分け、巻末に参考となる付表をつけた。基礎編では、すべての読者に向けて免疫学のエッセンスを解説した。その内容は、臓器細胞レベルと分子レベルの免疫系のしくみ、そうしたしくみを持つ免疫系のはたらきのダイナミズムと医学のなかでの位置づけ、についてである。一方、展開編では、アレルギー、自己免疫病、感染免疫、免疫不全症、移植、腫瘍免疫、免疫系腫瘍、免疫診断学、免疫治療学など、各領域の臨床医学に直接かかわるヒト免疫学について、やや詳細に解説している。
目次
1 基礎編(免疫系のしくみ;分子からみた免疫系;免疫系のダイナミズム;医学のなかの免疫学)
2 展開編(免疫による疾病:アレルギー;自己免疫による疾病;感染に対する免疫;免疫の障害:免疫不全症;個体の識別と移植;がんと免疫;血液・免疫細胞の腫瘍;免疫系の調節;免疫系の検査法と診断;付表)
著者等紹介
中島泉[ナカジマイズミ]
名古屋大学教授
吉開泰信[ヨシカイヤスノブ]
名古屋大学教授
高橋利忠[タカハシトシタダ]
愛知県がんセンター研究所副所長・腫瘍免疫学部部長
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