出版社内容情報
《内容》 バイオサイエンス領域の最近のトピックスや興味深いテーマに焦点をあて、簡潔かつビジュアルに解説した「最新医科学の焦点」シリーズ。近年、蛋白質の細胞内におけるターゲティング、細胞外への分泌の機構について活発な研究が展開されており、本書は、急速に発展しているこの分野の研究、知識を簡潔にまとめた解説書。
内容説明
この本では蛋白質の細胞内におけるターゲティング、細胞外への分泌の機構について概説するが、それにとどまらずこのような研究に用いられてきた実験的手法についても、限られたものについてではあるがふれるよう心掛けた。
目次
1 一般的概念
2 細菌における蛋白質の膜透過
3 粗面小胞体での蛋白質の膜透過
4 膜蛋白質のアッセンブリー
5 小胞輸送における蛋白質の選択と成熟
6 小胞体を経由しない蛋白質の移行