出版社内容情報
《内容》 チーム医療に携わる薬剤師,医師のために,重要な疾患(約200)の概念と治療法(疾患編)とその治療薬(治療薬編)の解説から構成.今改訂では編集者,執筆者を一新し,内容を全面的に見直すとともに2色刷とした.内容面では,疾患概念と薬の関連をより密接にするとともに,治療薬編では臨床使用時の医薬品の選択,用量・用法の設定,相互作用・副作用の回避など薬剤師からの提案を盛り込んでいる.高齢者・小児および悪性腫瘍の薬物療法は別に章を設けた.
《目次》
【主要目次】
1.循環器疾患と治療薬
循環器疾患
A.循環器疾患を理解するための基礎
B.主な循環器疾患の病態と治療方針
循環器疾患の治療薬
(1)降圧薬
(2)抗不整脈薬
(3)利尿薬
(4)強心薬,心不全治療薬
(5)抗狭心症薬
(6)末梢循環改善薬
2.呼吸器疾患と治療薬
呼吸器疾患
A.呼吸器疾患を理解するための基礎
B.主な呼吸器疾患の病態と治療方針
呼吸器疾患の治療薬
(1)鎮咳薬
(2)去痰薬
(3)気管支喘息薬
(4)抗結核薬
(5)呼吸促進薬
3.消化管疾患と治療薬
消化管疾患
A.消化管疾患を理解するための基礎
B.主な消化管疾患の病態と治療方針
消化管疾患の治療薬
(1)健胃消化薬・胃腸機能調整薬
1.消化酵素薬
2.健胃薬・胃腸機能調整薬
(2)消化性潰瘍治療薬
1.攻撃因子抑制薬
2.防御因子賦活薬
(3)腸疾患治療薬
1.止瀉薬,整腸薬
2.下剤
3.その他の腸疾患治療薬
4.肝・胆・膵疾患と治療薬
肝・胆・膵疾患
A.肝・胆・膵疾患を理解するための基礎
B.主な肝・胆・膵疾患の病態と治療方針
肝・胆・膵疾患の治療薬
(1)肝庇護作用を有する肝疾患治療薬
(2)抗肝炎ウイルス薬(インターフェロン製剤)
(3)抗肝炎ウイルス薬(免疫グロブリン製剤および肝炎ワクチン,その他)
(4)利胆薬および胆石溶解薬
(5)副腎皮質ホルモン薬
(6)膵疾患治療薬
5.腎臓・泌尿器疾患と治療薬
腎臓・泌尿器疾患
A.腎臓・泌尿器疾患を理解するための基礎
B.主な腎臓・泌尿器疾患の病態と治療方針
腎臓・泌尿器疾患の治療薬
(1)利尿薬
(2)痛風・高尿酸血症治療薬
(3)排尿異常の治療薬
(4)前立腺癌の治療薬
6.内分泌疾患と治療薬
内分泌疾患
A.内分泌疾患を理解するための基礎
B.主な内分泌疾患の病態と治療方針
内分泌疾患の治療薬
(1)甲状腺ホルモン
(2)抗甲状腺薬
(3)視床下部ホルモン
1.甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン
2.黄体化ホルモン放出ホルモン
3.成長ホルモン抑制因子
4.成長ホルモン放出ホルモン
5.副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
(4)その他のホルモン薬
1.副腎皮質ホルモン薬
2.副腎皮質ホルモン合成阻害薬
3.性ホルモン
4.抗利尿ホルモン
7.代謝疾患と治療薬
代謝疾患
A.代謝疾患を理解するための基礎
B.主な代謝性疾患の病態と治療方針
代謝疾患の治療薬
(1)糖尿病治療薬
1.インスリン製剤
2.スルホニル尿素薬
3.速効・短時間型インスリン分泌促進薬
4.α-グルコシダーゼ阻害薬
5.ビグアナイド系製剤
6.インスリン抵抗性改善薬
(2)高脂血症治療薬
1.フィブラート系薬
2.HMG-CoA還元酵素阻害薬
3.ニコチン酸類
4.イオン交換樹脂
5.プロブコール
(3)痛風治療薬
1.産生阻害薬
2.排泄促進薬
3.痛風発作治療薬
8.血液疾患と治療薬
血液疾患
A.血液疾患を理解するための基礎
B.主な血液疾患の病態と治療方針
血液疾患の治療薬
(1)抗貧血薬
1.鉄剤
2.ビタミン剤(ビタミンB12,ビタ
ミンB6,葉酸)
3.副腎皮質ステロイド薬,免疫抑制薬
4.蛋白同化ホルモン剤・男性ホルモン剤
5.白血球減少症治療薬
6.エリスロポエチン製剤
(2)抗血栓薬
1.血小板凝集阻害薬(抗血小板薬)
2.抗凝固薬
3.血栓溶解薬
(3)止血薬
1.血液製剤
2.トロンビン
3.ビタミンK1,K2
4.抗プラスミン薬
5.血管強化薬
(4)抗白血病薬
1.白血病の化学療法
2.主な抗白血病薬
9.膠原病,アレルギー性疾患と治療薬
膠原病,アレルギー性疾患
A.膠原病,アレルギー性疾患を理解するための基礎
B.主な膠原病,アレルギー性疾患の病態と治療方針
膠原病,アレルギー性疾患の治療薬
(1)ステロイド薬
(2)非ステロイド性抗炎症薬
(3)疾患修飾性抗リウマチ薬
(4)免疫抑制薬
(5)抗アレルギー薬
10.骨・運動器疾患と治療薬
骨・運動器疾患
A.骨・運動器疾患を理解するための基礎
B.主な骨・運動器疾患の病態と治療方針
骨・運動器疾患の治療薬
(1)骨粗鬆症治療薬・骨代謝改善薬
1.カルシウム製剤
2.活性型ビタミンD3
3.ビタミンK2
4.カルシトニン製剤
5.ホルモン補充療法
6.ビスホスホネート
7.イプリフラボン
(2)関節リウマチ治療薬
1.非ステロイド系抗炎症薬
2.免疫調節薬
3.免疫抑制薬
4.ステロイド薬
(3)消炎鎮痛外用貼付剤
11.感染症と治療薬
感染症
A.感染症を理解するための基礎
B.主な感染症の病態と治療方針
感染症の治療薬
(1)抗菌薬
1.抗生物質
2.化学療法薬
(2)抗ウイルス薬
1.抗ヘルペス薬
2.抗HIV薬
3.抗サイトメガロウイルス薬
4.抗インフルエンザ薬
(3)抗真菌薬
1.ポリエン系薬剤(アムホテリシンB)
2.ピリミジン誘導体薬剤(フルシトシン)
3.アゾール系薬剤
4.アリルアミン系薬剤(塩酸テル
ビナフィン)
(4)抗寄生虫薬
12.神経疾患と治療薬
神経疾患
A.神経疾患を理解するための基礎
B.主な神経疾患の病態と治療方針
神経疾患の治療薬
(1)パーキンソン病治療薬
(2)代謝性疾患治療薬(D-ペニシラミン)
(3)抗コリンエステラーゼ阻害薬
13.精神疾患と治療薬
精神疾患
A.精神疾患を理解するための基礎
B.主な精神疾患の病態と治療方針
精神疾患の治療薬
(1)抗精神病薬
(2)抗不安薬
(3)抗うつ薬
(4)抗てんかん薬
(5)催眠薬
14.皮膚疾患と治療薬
皮膚疾患
A.皮膚疾患を理解するための基礎
B.主な皮膚疾患の病態と治療方針
皮膚疾患の治療薬
(1)外用薬の種類と使い方
(2)副腎皮質ホルモン(ステロイド)外用薬
(3)非ステロイド性抗炎症薬外用薬
(4)タクロリムス軟膏
(5)湿疹・皮膚炎の内用療法
(6)皮膚真菌症治療薬
(7)消毒薬
(8)その他の皮膚外用薬
15.感覚器疾患と治療薬
感覚器疾患
A.感覚器疾患を理解するための基礎
B.主な感覚器疾患の病態と治療方針
感覚器疾患の治療薬
(1)眼科用薬
(2)耳鼻科用薬
1.炎症性疾患(含アレルギー性疾患)治療薬
2.感覚器疾患治療薬
16.妊娠と婦人科疾患と治療薬
妊娠と婦人科疾患
A.妊娠,婦人科疾患を理解するための基礎
B.主な妊娠関連疾患,婦人科疾患の病態と治療方針
妊娠関連疾患,婦人科疾患の治療薬
(1)経口避妊薬(低用量ピル)
(2)子宮内膜症治療薬
(3)更年期障害の治療薬
(4)排卵障害治療薬
17.悪性腫瘍の化学療法
(1)悪性腫瘍の治療法
(2)抗悪性腫瘍薬の分類と作用のメカニズム
(3)抗悪性腫瘍薬の選択と投与方法
(4)抗悪性腫瘍薬の副作用
(5)抗悪性腫瘍薬の薬物間相互作用
18.高齢者薬物療法の考え方と実際
(1)高齢者における薬物動態の変動
(2)高齢者における薬力学の変化
(3)高齢者における副作用の発現
(4)高齢者における副作用防止への実際
(5)高齢者への処方の留意点
(6)患者自身による薬歴の一元管理
19.小児薬物療法の考え方と実際
(1)小児とくすり
(2)小児薬用量と薬物体内動態
(3)処方せん記載上の注意点と調剤
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- 租税憲法学 (第2版)