出版社内容情報
《内容》 糖尿病の三大合併症の一つであり，本症のために末期腎不全にいたり，透析療法に入る患者が年々増加している．本巻では，病態，治療，患者教育まで，糖尿病・腎臓病治療の第一人者がエビデンスにもとづき平易に解説．最近，治療薬として話題のACE阻害薬や網膜症，神経障害の合併症にもふれ，食事療法や透析管理の実践面は，より具体的に記述した． 《目次》 ［主要目次］ 第1章 Overview-糖尿病性腎症とは第2章 患者へのアプローチ-病歴，問診，症状，診察のポイント第3章 診断へのアプローチ 1．全身状態 2．尿中微量蛋白 3．腎生検 4．病期分類，診断基準 第4章 治療へのアプローチ 1．治療・管理総論（病期に応じた対策） 2．血糖コントロール 3．血圧コントロール 4．食事療法―蛋白制限食を中心に 5．その他の治療法 6．糖尿病性腎症によるネフローゼ症候群の治療 7．腎不全に対する保存的治療 8．透析療法導入基準および透析方法の選択 9．血液透析とその管理 10．CAPDとその管理 11．腎移植および膵移植 12．その他の全身管理第5章 糖尿病性腎症の患者教育 1．インフォームド・コンセント 2．予防教育（一次～三次） 3．生活指導第6章 糖尿病性腎症のBasic Science 1．成 因 2．疫 学 3．病 理―最近の知見 4．糖尿病性腎症モデル動物 5．病態生理第7章 糖尿病性腎症のカレントトピックス 1．細胞内シグナル伝達系 2．サイトカイン 3．遺伝子治療
目次
第１章 Ｏｖｅｒｖｉｅｗ―糖尿病性腎症とは
第２章 患者へのアプローチ―病歴、問診、症状、診察のポイント
第３章 診断へのアプローチ
第４章 治療へのアプローチ
第５章 糖尿病性腎症の患者教育
第６章 糖尿病性腎症のＢａｓｉｃ Ｓｃｉｅｎｃｅ
第７章 糖尿病性腎症のカレントトピックス
