出版社内容情報
《内容》 家政学,生活科学,栄養学を学ぶ学生が限られた講義時間の中で,標準的な統計の手法を理解し,さらには最近の情報社会への対応能力の要請にも応じられるよう配慮された統計学の入門テキスト.難しい数式を極力避け,身近で具体的な例題とわかりやすい解説に加え,学習の目安となる項目の難易度を明示し,独習にも最適の構成となっている.
内容説明
本書は、家政学、栄養学、およびその関連分野の人々を対象とした統計学の入門書である。一般的にはとかく統計学はむずかしい、難解だ、などといわれ敬遠される学問領域に属している。しかし、小規模な(栄養)調査や実験をしたとしても、それを研究会や地方会などで報告する場合には、統計的処理がなされていないと、意味がないとか科学的でないといった非難・批判を受ける場合も間々みられる。本書は、そのような状況に対応できるように統計学、とくに栄養統計学、生活統計学の基礎的手法、標準的方法を中心に解説したものである。また、実際に(栄養)調査や実験を行う前に、どのような点に注意して、調査計画や実験計画を組めばよいのか、などの点も標本抽出の考え方とともに解説している。
目次
栄養・生活統計の必要
記述統計
相関と回帰
確率分布
母集団統計値の推定
仮説検定(パラメトリック仮説検定;ノンパラメトリック仮説検定)
国民保健・国民栄養の現状
栄養・生活統計と情報処理
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- 和書
- 炎上とクチコミの経済学